鮭の切り身の賞味期限はどのくらい？1日過ぎたら危険？保存で日持ちさせるコツも紹介！

スーパーで常に手に入りやすい鮭の切り身は、お弁当のおかずや朝食に便利な食材です。それでは鮭の切り身の賞味期限・消費期限はどのぐらいなのでしょうか。ここでは鮭の加工状態別の賞味・消費期限や期限が切れてしまった場合の変化などについて紹介します。

生鮭の切り身は調味料による加工がなく水分も多いため早く腐敗が進みます。次に賞味期限が長い塩鮭は塩分濃度が高いため生鮭と比較すると若干長持ちしますが、大幅には賞味期限は変わりません。一方、冷凍の鮭の切り身は急速冷凍により魚の鮮度が保たれており、冷凍することで雑菌などの繁殖による腐敗も防げるため、最も長く保存することができます。

上記では鮭の切り身の加工状態別の賞味期限を紹介しました。ここでは賞味・消費期限の定義や、期限切れでも食べられる場合について紹介します。

賞味期限と消費期限は定義が異なり、賞味期限は「美味しく食べられる期限」、消費期限は「安全に食べることが可能な期限」を指す言葉です。消費・賞味期限いずれも本来の期間に、メーカー側で1未満の安全係数を掛け算した日付に設定されています。

賞味期限は味の保証期限なので多少期限を過ぎても食べられますが、消費期限が設定されている生鮭の切り身などは加工されたその日から急速に品質が損なわれます。未開封の場合でも消費期限を過ぎたら摂取を控えましょう。

賞味期限は余裕を持って決められているうえに味の保証期限のため、腐っていなければ期限を過ぎていても問題なく食べられます。ただし、記載されている日付が消費期限の場合は要注意です。特に鮭をはじめとする魚介類は水分が多いため腐りやすく、食中毒のリスクも伴うので、できるだけ期限内に食べ切りましょう。

鮭の切り身は賞味期限を多少過ぎても食べることができますが、期限切れのものを食べるのは心配です。ここでは鮭の切り身の賞味期限・消費期限が過ぎた場合の状態の変化や、腐った場合の見分け方について紹介します。