炊き込みご飯は冷凍できる?保存方法や日持ち期間は?解凍のコツや賞味期限の見分け方も紹介!
炊き込みご飯は冷凍で保存できるのでしょうか?冷凍保存できれば便利ですよね。今回は、炊き込みご飯を冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。炊き込みご飯の賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 炊き込みご飯は冷凍保存できるの?
- 炊き込みご飯は冷凍で長期保存できる
- 常温・冷蔵での保存は日持ちしない
- 炊き込みご飯を冷凍保存する方法・日持ち期間は?
- 冷凍での保存方法
- 保存期間
- 炊き込みご飯を冷凍保存するポイント・注意点は?
- ①こんにゃくは冷凍すると食感が変わる
- ②炊きたてに近い状態で保存する
- ③傷みやすい具材入れない
- ④平らな状態にする
- ⑤一膳ずつ小分けにする
- ⑥密封した後に冷ましてから冷凍庫に入れる
- 冷凍の炊き込みご飯を解凍する方法は?
- ①電子レンジで加熱解凍する
- ②お弁当に入れて自然解凍させるのはNG
- 炊き込みご飯の賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 賞味期限が切れた炊き込みご飯の特徴
- 冷凍炊き込みご飯のアレンジレシピ
- ①和風オムライス
- ②焼きおにぎり
- ③ドリア
- ④中華風お茶漬け
- 炊き込みご飯を正しく保存して日持ちさせよう
炊き込みご飯を冷凍保存する場合は、ご飯が熱いうちに蒸気と一緒に密閉するようにしましょう。そうすることで解凍後でもふっくらとしたご飯でいただくことができます。逆に冷めてから包むとご飯から水分が抜けてしまい、解凍した後にパサパサな食感になってしまいます。
③傷みやすい具材入れない
炊き込みご飯はいろいろな具材を入れて楽しめる料理ですが、保存することを考える場合は傷みやすい魚介類を具材にするのは避けてください。炊いた後に少し保温したとしても劣化がすすみ、最悪腐敗してしまうこともあります。
④平らな状態にする
炊き込みご飯を冷凍庫に入れるときは、早く冷却するために、形を平たくしましょう。ラップで包むときは形成しやすいですが、タッパーで保存する際は、厚さをもたせずに、均一な薄さになるようにタッパーに入れましょう。そうすることで早く冷凍され、ムラなく加熱されます。
また、ラップに包む際は、平たく四角いはんぺんのような形にすることが多いですが、実は円形の小判型にすると、解凍する時の温めムラをなくして早く解凍できます。
⑤一膳ずつ小分けにする
冷凍する際は、冷気や熱の伝わりを早く均一にするために、一膳ずつ小分けにしてラップに包んだり、タッパーに入れたりしましょう。小分けすることで解凍時の使い勝手も良くなります。
⑥密封した後に冷ましてから冷凍庫に入れる
ラップやタッパーで密封した炊き込みご飯を冷凍庫に入れる際には、冷ましてから入れるようにしましょう。でんぷんが劣化しないように、熱いまますぐに冷凍してしまうのが理想ですが、熱いまま入れてしまうと、通常の冷凍庫だと庫内の温度が上がってしまい、他の食材が劣化してしまいます。
急速冷凍ができる冷凍庫でしたら、ある程度粗熱が取れたら入れることができます。金属製のバットなどを敷いて早く冷やす工夫をするといいでしょう。
冷凍の炊き込みご飯を解凍する方法は?
冷凍させた炊き込みご飯を再度食べる際は、そのまま食べる場合でも、アレンジレシピで鍋などに入れる場合でも、再度炊き込みご飯のみを温め直して使ってください。また、炊き込みご飯をお弁当などに入れて持ち歩きたい場合も、注意が必要です。
①電子レンジで加熱解凍する
冷凍した炊き込みご飯を解凍するときは、電子レンジで加熱してください。目安は600wで2~3分程度温めて、お茶碗などに移してほぐし、その後に1分ほど再度電子レンジで温めて、蒸気を全体に回すようにすると美味しく解凍できます。加熱する際は、面倒に感じても一膳ずつ加熱しましょう。
複数膳一緒に電子レンジにかけると加熱ムラが発生して、一部分のみ温めすぎたり冷たいままになったりするのを防げます。
②お弁当に入れて自然解凍させるのはNG
冷凍したままの炊き込みご飯をお弁当に入れて、食べる時にはちょうど食べられると思うかもしれませんが、冷凍した炊き込みご飯を自然解凍しても、ふっくらとしたご飯になりません。むしろお弁当に入れると解凍スピードを管理できないので、傷む可能性があるのでやめましょう。
どうしても炊き込みご飯をお弁当に入れたい場合は、その日の朝に炊き上げたものを持っていきましょう。その場合も保冷剤をお弁当箱と一緒に入れるなどして、傷みにくい工夫が必要です。
炊き込みご飯の賞味期限が切れた時の見分け方は?
冷凍して保存しておくと、つい長期間冷凍庫に入れっぱなしになっていることがあります。そんな時は炊き込みご飯の様子を見て傷んでいないか判断しましょう。凍っていると分かりにくいかもしれませんが、特徴をつかんでおきましょう。