枝豆は冷凍できる?保存方法や日持ち期間は?解凍のコツや茹で方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】枝豆の正しい保存方法をしっていますか?冷凍保存できるのでしょうか?今回は、枝豆を冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。ほか、枝豆の賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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枝豆の保存方法は?冷凍できる?
枝豆は、特に旬である夏にはスーパーなどで多く見かけるようになるので、まとめて買う方も多いかもしれません。枝豆をまとめて買った場合は、どのように保存すれば良いのでしょうか。
枝豆は冷凍で長期保存ができる
枝豆を保存するときは、冷凍するのがおすすめです。枝豆の冷凍保存には、以下のようなメリットがあります。
・保存期間が長くなる
・栄養が保持できる
枝豆は栄養価が高く、食物繊維やビタミンC・オルニチンなどの様々な栄養成分が含まれているのが特徴です。オルニチンは肝機能の維持に効果的な栄養素で、夏バテや二日酔い対策にも役立ちます。枝豆に含まれる栄養素の多くは冷凍しても失われないため、すぐに食べない場合は基本的に冷凍保存すると良いでしょう。
春日爽花
野菜ソムリエ
また枝豆がおつまみに最適だと言われているのにはきちんと理由があり、ビタミンB1、Cはアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助ける作用があるため、枝豆をおつまみにすることで飲み過ぎや二日酔いを防ぐことができます。
常温・冷蔵での保存は日持ちしない
買ってきた枝豆は、冷凍しない場合は以下の通りあまり日持ちしません。
・常温:当日
・冷蔵保存:2日
枝豆は収穫後も呼吸を続けているため、常温で保存すると枝豆は栄養を消費し続け、その影響で味や食感が落ちていきます。当日中に食べるのであれば常温で保存できますが、翌日までに食べる予定の場合は枝豆をさやごと新聞紙で包み込み、ビニール袋に入れて冷蔵してください。なお、枝付きで購入しているならば、さやは摘み取っておきましょう。
翌日までに食べないのであれば、鮮度が落ちないうちに冷凍保存するのがおすすめです。
生の枝豆を冷凍保存する方法は?
枝豆は、茹でた状態で冷凍食品として販売されていますが、生のまま冷凍することも可能です。生の枝豆の冷凍は手間が少ないので、新鮮な枝豆が手に入った際などには、ここで紹介する方法や手順などを参考に冷凍しておきましょう。
冷凍での保存方法・手順
枝豆を生のまま冷凍する手順は、下記の通りです。
1.枝豆をさやごと水洗いする
2.枝豆についた水分を拭き取る
3.空気を抜きながら、なるべく平らにして保存袋に入れる
冷凍の際は、短時間で冷凍できるとより鮮度を保ったまま保存できます。使用する冷凍庫の機能が弱く、凍るまでに時間が掛かりそうな場合はアルミ箔で袋を包んで冷凍すると、熱伝導率が上がって素早く冷凍できるでしょう。
保存期間の目安
冷凍した枝豆は、保存期間は1ヵ月ほどと思ってください。ただし、保存期間が長くなるにつれて腐らなくても風味が落ちてくるので、美味しい状態を楽しむためにもなるべく早めに食べるのがおすすめです。
茹でた枝豆を冷凍保存する方法は?
冷凍前に枝豆を茹でる場合は、さやのままの状態でもさやから豆を取り出した状態でも、どちらでも冷凍することができます。なお、茹でる方法はどちらの場合でも基本的には同じです。