餅の保存方法・期間は?つきたてでもOK?冷蔵・冷凍でカビ防止&長持ちのコツを解説!

餅の保存方法を知っていますか?今回は、切り餅やついた餅を<冷蔵・冷凍>で保存する方法や日持ち期間の目安のほか、解凍方法を紹介します。餅の賞味期限が切れた場合の特徴や柔らかいまま保存する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 餅の保存方法は?冷凍できる?
  2. 餅は冷蔵保存でも問題ない
  3. 餅は冷凍で長期間保存できる
  4. 市販の包装された餅以外は基本常温で保存できない
  5. 餅を保存する際のポイントは?
  6. ①空気に触れないようにする
  7. ②つきたての餅は引っ付かないようにする
  8. 餅の冷蔵での保存方法・期間は?
  9. 市販の切り餅を冷蔵保存する方法
  10. ついた餅を冷蔵する保存方法
  11. 餅の冷蔵での保存期間
  12. 餅の冷凍での保存方法・期間は?
  13. 市販の切り餅を冷凍保存する方法
  14. ついた餅を冷凍する方法
  15. ポイント①小分けして冷凍保存する
  16. ポイント②急速冷凍する
  17. 餅の冷凍での保存期間
  18. 冷凍餅の解凍方法・焼き方は?
  19. ①冷蔵で自然解凍する
  20. ②電子レンジを使って解凍する
  21. ③フライパンを使って解凍する
  22. ④鍋を使って解凍する
  23. ⑤オーブントースターを使って解凍する
  24. 餅を柔らかいまま保存する方法はある?
  25. ①炊飯器に入れて保存する
  26. ②発泡スチロールを使って保存する
  27. ③餅に砂糖を加える
  28. 保存しても固くならない餅を作るのも一手
  29. 餅の賞味期限が切れた時の見分け方は?
  30. 餅の賞味期限が切れた場合の特徴
  31. 餅をうまく保存して美味しく食べよう

餅は正しい方法であれば、冷蔵保存が可能であることを紹介しました。次は市販の餅とついた餅を冷蔵保存するにはどのような方法があるのか、保存期間とともに解説します。

市販の切り餅を冷蔵保存する方法

市販の切り餅の冷蔵保存は次のような手順になります。

【方法・手順】
①餅を空気が入らないようにぴったりラップで包む
②ジップロック等の保存袋に入れて空気を抜く
③冷蔵庫へ入れる


市販の切り餅は袋を開封していなければ常温での保存が可能ですが、少しでも開けてしまったら必ず冷蔵保存するようにしましょう。出来る限り空気に触れさせないようにすることが、保存の最大のポイントです。

ついた餅を冷蔵する保存方法

家でついた餅の冷蔵保存の方法です。

【方法・手順】
①餅の粗熱をとって常温まで冷ます
②餅粉等の粉をまぶして保存袋に入れる
③餅が冷めたら切り分ける
④一切れずつラップで包み、保存袋に入れて冷蔵庫へ入れる


家でついた餅も、市販の切り餅と同じように空気に触れないように保存することが大切です。この方法以外にも、先述した水餅の保存方法でも冷蔵保存することができます。

餅の冷蔵での保存期間

市販の切り餅は紹介した方法で冷蔵保存すると、1~2週間程度保存することができます。つきたてのお餅はそのまま冷蔵庫へ入れると1~2日程度しか日持ちしませんが、上記のように正しく保存すれば1週間程度は冷蔵保存が可能になります。保存の際にわさびやからしを一緒に入れて保存すると、カビの発生を遅らせることもできるようです。

水餅だと上手に保存すれば1ヵ月は日持ちさせることができるので、機会があればチャレンジしてみて下さいね。

餅の冷凍での保存方法・期間は?

餅の長期保存には冷凍での保存が一番おすすめです。冷凍保存する際の方法とポイントや、保存期間を合わせて紹介します。

市販の切り餅を冷凍保存する方法

市販の切り餅を冷凍保存する方法と手順です。

【方法・手順】
①餅をラップでぴったり包む
②保存袋に入れて冷凍庫に入れる


開封してしまった市販の切り餅は、長期保存するなら冷凍保存するようにしましょう。他の保存方法と同じく、空気に晒さないように密封するようにしてください。保存袋に入れた後も、しっかり空気を抜いて真空に近い状態にすると良いです。

ついた餅を冷凍する方法

ついた餅の冷凍保存の方法と手順です。

【方法・手順】
①餅の粗熱がとれるまで常温で冷ます
②包丁で適度なサイズに切り分ける
③餅がひっつかないように餅粉などをまぶす
④一切れずつラップで包み保存袋に入れる
⑤保存袋の空気を抜いて冷凍庫へ入れる


家でついた餅は市販のものに比べて傷みやすくなっているので、冷蔵保存より冷凍保存の方がおすすめです。餅が冷めたら出来るだけ早い段階で空気に触れないように保存すれば、乾燥を防ぎ美味しく長期保存できます。

ポイント①小分けして冷凍保存する

餅を冷凍保存する時は、小分けにして保存袋に入れると良いでしょう。小分けにすることで必要な分だけ解凍しやすくなるので、余計に解凍してしまう心配がなく便利です。一度解凍した餅を再冷凍することは基本的にはあまりおすすめしません。どうしても残ってしまい再冷凍する場合には、小分けにして早めに冷凍保存するようにして下さい。

ポイント②急速冷凍する

餅を含めた食品の鮮度を保ったまま冷凍保存するポイントとして、急速冷凍することが挙げられます。急速凍結とはマイナス30度以下の冷気で30分以内に、食品の細胞を破壊する氷の結晶が形成される最大氷結晶生成温度帯を通過させ凍結し、マイナス18℃以下で保存することです。

急速凍結することにより食品の細胞をできるだけ壊さずに冷凍されるので、出来立てに近い鮮度を保つことができます。それにより、保存のための安定剤や保存料などの添加物を使用しなくて済むため安全性も高いです。自宅で急速冷凍するには専用の冷凍庫以外に、金属トレイやアルミホイルを使うと良いでしょう。

金属トレイは熱伝導率が高いので、餅を平らにして並べることで最大氷結晶生成温度帯を早く通過させることが可能になり、鮮度を保った状態で冷凍保存することが可能になります。

餅の冷凍での保存期間

餅を冷凍保存した場合、長期保存が可能になります。上手に正しく保存すれば半年から1年近く保存することができますが、美味しくたべるには1ヵ月程度で食べることがおすすめです。上記で紹介したポイントを参考に、冷凍保存して出来るだけ早めに食べるようにしましょう。

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