画像注意!ブロッコリーが虫だらけ…食べても大丈夫?寄生虫?洗い方・取り方のコツを紹介!
【管理栄養士監修】ブロッコリーが虫だらけでも食べても大丈夫か知っていますか?モコモコとした形状ゆえに、中に隠れていることが多いそうです。今回は、ブロッコリーに潜む虫の種類や虫が取れる正しい洗い方を紹介します。また、虫を間違って食べてしまった場合の安全性や冷凍ブロッコリーに虫はいるのかについても紹介します。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ブロッコリーに潜む虫の種類とは?【画像あり閲覧注意】
ブロッコリーはモコモコとした形状であるため、中に虫が隠れやすいのに加え、蕾には撥水性があり水を弾くことから、洗いにくくなっています。そのため、よく洗ったつもりでも、中に潜む虫を全てを洗い流すことができず、料理に紛れこんでしまうことがあるようです。まずは、どんな害虫がブロッコリーに潜んでいるのか紹介します。
アブラムシ
アブラムシはアブラナ科の植物の茎や葉の汁を好んで吸う虫で、何十、何百という集団で生息します。緑や黄色の小さい虫で、葉の裏や茎にびっしりくっついています。ブロッコリーの葉や茎、蕾部分にもくっつき、その汁を吸います。小さいので、蕾の中に隠れやすく、見つけづらいです。
アブラムシはモザイク病と言うウイルス性の病気を植物に媒介する害虫ですが、これは人間にはうつらない病気なので、安心してください。
紋白蝶の幼虫
紋白蝶(モンシロチョウ)の幼虫は緑色の芋虫で、大きいものは3㎝ほどになります。これもアブラナ科の野菜を好む害虫で、主に葉の裏に潜んでいることが多いです。畑にネットをかけることで卵の産み付けを防止することが多いです。
コナガの幼虫
コナガの幼虫もアブラナ科の植物を好む害虫で、5〜10㎜の緑の芋虫です。葉の表皮だけ残して食べるので、食べた後が半透明でレースのような形状になります。この虫は水に弱いので、ブロッコリーをよく洗ったり、水に浸すことで落とすことができます。
ヨトウムシ
ハイマダラノメイガの幼虫
ヨトウムシとは「夜盗虫」と書き、夜の間にこっそりと葉を食べます。ヨトウムシはヨトウガ、ハスモンヨトウ、シロイチモンジヨトウの幼虫の総称で、3〜5㎝とかなり大きい芋虫です。色がショッキングなものが多く、黒いまだら模様や、ピンクの斑点などで害虫らしい容貌をしています。
アブラナ科の植物の新芽を好む害虫で、茶系の縦縞のある芋虫です。ブロッコリー以外にも大根や白菜、キャベツなど多くの野菜を食べる害虫としても知られています。
その他の虫
紹介した虫の他にもコバエやアブラムシを食べに来るてんとう虫などがいる場合もあります。