画像注意!ブロッコリーが虫だらけ…食べても大丈夫?寄生虫?洗い方・取り方のコツを紹介!
【管理栄養士監修】ブロッコリーが虫だらけでも食べても大丈夫か知っていますか?モコモコとした形状ゆえに、中に隠れていることが多いそうです。今回は、ブロッコリーに潜む虫の種類や虫が取れる正しい洗い方を紹介します。また、虫を間違って食べてしまった場合の安全性や冷凍ブロッコリーに虫はいるのかについても紹介します。
目次
ブロッコリーに潜んでいる虫は、よく洗って取り除きたいですが、もしも全てを取り除くことが出来ずに食べてしまった場合、大丈夫なのでしょうか。虫を食べた場合に人体に影響があるのかないのか調べてみました。
万が一食べてしまっても大丈夫
結論から言うと野菜についている虫は万が一食べてしまっても、人体には全く害はありません。ただし、毒を持つ毛虫がついていた場合は口や口の中を刺されて腫れてしまうと言うこともありえますので、注意してください。もちろん虫の卵も大丈夫です。
ただ、虫を食べるのは、心象的に良くないので、次はブロッコリーの正しい洗い方・虫の取り方について解説します。
大塚尚矢
管理栄養士
健康に影響はないとしても、虫を食べてしまうのは気持ちの良いものではありませんよね。可能な限り除去しましょう!
ブロッコリーの正しい洗い方・虫の取り方
ブロッコリーの主な可食部は蕾です。硬く閉じられているので、中にゴミや虫などが入っていることもあります。それらをきれいに取り除く洗い方をいくつかご紹介します。
①水に浸す方法
まずはブロッコリーを水にしっかり浸して蕾の中を洗う方法です。
1、大きめのボウルにブロッコリーの花蕾を下にし、水を入れてしっかりと浸します。
2、20分ほど水に浸したまま放置します。
3、その後、茎を持って水の中で振り洗いしましょう。
水にしっかりつけることでブロッコリーの細かい隙間にも水が入り込み、苦しくなった虫が水に浮かんできます。また蕾も開きますので、中のゴミや虫も洗い流しきれいになります。
②ポリ袋で洗う方法
ボウルに入れて洗う方法の他にもポリ袋に入れて洗う方法もあります。
1、ブロッコリーの花蕾を下にしてポリ袋の中に入れます。
2、そこへしっかりブロッコリーが浸かるくらい水を入れます。
3、ビニール袋を少し膨らませ、口を閉じてから振り洗いします。
4、洗濯機が回るように遠心力を使ってかき回しながら振り洗いをしてください。
ポリ袋に入れることのメリットはで遠心力を使ったり、振り洗いがしやすくなることです。遠心力と振り洗いでより虫やゴミがきれいに落ちます。
③重曹を使う方法
重曹を使えばよりきれいにブロッコリーを洗うことができます。
1、ブロッコリーをポリ袋やボウルに入れ、たっぷりの水でブロッコリー全体が浸かるようにします。
2、ここに重曹を小さじ一杯入れてよくかき混ぜます。
3、ブロッコリーを重曹水に浸したまま20分放置したり、重曹水の中でよく振り洗いをしてください。
4、重曹水を交換して洗うことを繰り返すとブロッコリーはよりきれいになります。
重曹を使うと虫だけでなく、農薬も洗い流せるので、残留農薬が心配な方にもおすすめの洗い方です。
④塩を使う方法
重曹の代わりに塩を使って洗う方法もあります。
1、ポリ袋やボウルにブロッコリーを入れて水にしっかり浸してください。
2、そこに小さじ一杯の塩を入れてよく混ぜます。
3、水に浸したまま20分ほど放置したり、その中振りながらブロッコリーをよく洗います。
4、その後、水でブロッコリーをよく洗い、塩分を洗い流してください。
塩は粒子が細かいので、ブロッコリーの蕾の隙間に入り混み、隅々まできれいに洗うことができます。
⑤50℃のお湯で洗う
野菜の50℃洗いは虫やゴミなどの汚れがよく落ちて、鮮度を取り戻してくれる洗い方です。
1、大きめのボウルや鍋の中に50℃のお湯を入れ、その中にブロッコリーを浸し、2.3分放置します。
2、その後、お湯の中でブロッコリーをよく洗うとゴミや死んだ虫が浮いてきます。
3、このお湯を捨ててから、水洗いしてください。
時間がないときは50℃のお湯でジャブジャブと洗うだけでもきれいにすることができます。