画像注意!ブロッコリーが虫だらけ…食べても大丈夫?寄生虫?洗い方・取り方のコツを紹介!
【管理栄養士監修】ブロッコリーが虫だらけでも食べても大丈夫か知っていますか?モコモコとした形状ゆえに、中に隠れていることが多いそうです。今回は、ブロッコリーに潜む虫の種類や虫が取れる正しい洗い方を紹介します。また、虫を間違って食べてしまった場合の安全性や冷凍ブロッコリーに虫はいるのかについても紹介します。
目次
湯通しする方法なら虫を殺すことができますので、生食でブロッコリーを食べたいという人には特におすすめの方法です。
1、ブロッコリーを適度な大きさにカットし、ザルに乗せます。
2、その上から熱湯をさっとかけて湯通しします。
3、そのあと、水につけてしばらく置き、よく洗い流します。
湯通しなので、ブロッコリーの生食の食感を十分に楽しむことができます。
大塚尚矢
管理栄養士
すぐに食べる場合は良いですが、お弁当などで長時間持ち運ぶことがある場合は、食中毒予防の観点から、しっかり75℃以上で加熱することをお勧めします。
⑦野菜用洗剤を使う
野菜用の洗剤はホタテの貝殻など人体に入っても無害なものを主原料にしていますので、安心して食べ物にも使うことができる洗剤です。
1、大きめのボウルに水を入れ、野菜用洗剤を溶かします。
2、そこへブロッコリーの花蕾を下にして浸します。
3、しばらくすると水面に農薬や汚れ、虫などが浮いてきますので、水を捨ててよく水洗いしてください。
野菜用の洗剤は虫や汚れを洗い流すと同時に殺菌もできますし、農薬を洗い流すこともできます。
⑧小房に分けてから洗う方法
ブロッコリーを食べやすい大きさにカットしてから洗うと、隅々まで水が行き渡るので、きれいに洗いやすいという人もいます。
1、小房に分けるにはブロッコリーの太い茎と蕾の境目を包丁で切って2分割にします。
2、なるべく蕾部分に包丁を入れないよう、枝分かれしている部分を切って小房にします。
3、ブロッコリーの蕾部分が小房に分けづらくなって、まだ大きい場合は手で裂きましょう。
4、茎は硬いところを切り落とし、硬くない部分は皮を厚めに剥きます。
5、食べやすく薄めの短冊切りや輪切りなどお好みでカットしましょう。
6、カットしたブロッコリーはボウルやポリ袋に入れて水に浸し、よく洗ってください。
この方法はブロッコリーはきれいになりますが、切り口から水溶性ビタミンが流失してしまうので、栄養を余すことなく摂取したい人にはおすすめできません。
(*ブロッコリーの正しい洗い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍ブロッコリーに虫がいることはある?
冷凍ブロッコリーは、小さくカットし冷凍された状態のもので、使い勝手が良いので人気の冷凍野菜製品です。この冷凍ブロッコリーには虫が紛れ込んでいるかどうか調べてみました。
冷凍ブロッコリーに虫がいることは稀にある
少数ではありますが、冷凍ブロッコリーに虫がいたという口コミがあるようです。日々、野菜の管理・除菌技術は進歩しているので、冷凍ブロッコリーに虫が紛れ込んでいることはほとんどありません。しかしそれでも虫が心配という場合は自分でブロッコリーを丁寧に洗ってから調理するのが一番です。
ただし、虫がいるのは農薬をあまり使わず野菜を育てた証拠です。冷凍ブロッコリーに虫がいたとしても冷凍されているので、食べても害はないので、あまり気にする必要はないでしょう。
ブロッコリーの虫は正しく洗い方で取ろう
虫が野菜にいるのは、農薬の影響をあまり受けておらず、人間の体にも良い証拠でもあります。また、虫を食べてしまっても毒を持っている毛虫以外は人体に有毒なものはありませんので、そこまで過敏に気にする必要はないでしょう。ただ、気になる方は、今回紹介した洗い方を実践してみてくださいね。