小麦粉の賞味期限は?期限切れはいつまで使える?日持ちする保存法や使い道も紹介!
小麦粉の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、〈薄力粉・強力粉・中力粉〉小麦粉の賞味期限を〈開封後・未開封〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。小麦粉の日持ちする保存方法や、賞味期限切れた場合の使い道も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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小麦粉の賞味期限はどのくらい?
小麦粉はどの家庭も常備していることが多い食材の一つです。しかし、その賞味期限がどれくらいなのでしょうか。小麦粉を使いたいときに賞味期限切れにならないよう、把握しておきましょう。
小麦粉が未開封の場合の賞味期限
小麦粉には強力粉・中力粉・薄力粉などの種類があって、グルテンの量によって分けられています。それぞれの未開封時の賞味期限は下記の通りです。
・強力粉は6ヶ月
・中力粉は1年
・薄力粉は1年
賞味期限が違ってくるのは、小麦粉の中に含まれるタンパク質の一種、グルテンのためです。グルテンの量が多い強力粉は、変質しやすいので、薄力粉や中力粉よりも賞味期限は短めになります。
開封後の小麦粉の賞味期限は約1〜2ヶ月
では、開封後の小麦粉の賞味期限はどれくらいになるのでしょうか。開封後はグルテンの量に関わらず、強力粉も薄力粉も賞味期限は約1~2ヶ月になってしまいます。明記されている賞味期限内であっても、開封後は1~2ヶ月のうちに食べきるようにしてください。
小麦粉の賞味期限が切れて使えない場合とは?
食べられない小麦粉を食べて体を壊すことがないよう、賞味期限切れになって食べられない状態とは、どんな状態なのか説明します。
①ダニが湧いている
ダニはとても小さい生き物ですが、小麦粉などの粉類の中で繁殖することがよくあり、小麦粉の中で小さく動くものを見つけらそれはダニです。その発生原因や条件は下記の通りです。
・湿度・温度ともに高い
・密閉されていない
ダニが繁殖しやすい温度は25~30度、湿度は60~80%で、梅雨の時期などはまさにこの環境に当てはまります。また、冷暗所に保管すれば大丈夫と思って、キッチンのシンクの下などに置いておくと、湿気がたまりやすい場所のため、ダニが繁殖していることもあります。
ダニは小さい生き物のため、開封後の小麦粉は必ず密閉できる容器に入れましょう。ゴムで縛った程度では、ダニは簡単に中に侵入してしまいます。
②カビが生えている
開封後の小麦粉にはカビが生えることがあります。白い小麦粉の中で黒や緑などのカビを見つけたら、その袋の中の小麦粉は食べないでください。カビの生える原因や条件は下記の通りです。
・開封した状態
・湿気が高い
・常温での保存
開封後の小麦粉はどこに保存していても、カビが発生している可能性があるので、使用前に必ず確認しましょう。湿気は小麦粉にとって大敵になるので、開封後は乾燥剤などを入れる工夫も必要です。特に常温保存はカビが生えやすい環境といえます。
③変色している
小麦粉は古くなってくると、だんだんと黄色く変色してきます。この状態は風味が落ちている証拠ですが、食べられない状態にまではなっていない場合もあります。その原因や条件は下記の通りです。
・開封した状態
小麦粉は開封することで、空気と触れ、その瞬間から酸化が始まります。変色してしまうのは賞味期限を1年ほどすぎた場合に見られることが多いようです。
④異臭がする
小麦粉に異臭がする場合、腐っている状態かもしれません。この状態になる原因や条件は下記の通りです。
・開封した状態
・湿気が入り込んでいる
小麦粉は水分を吸収しやすく、開封後は湿気に気をつけたいです。開封後の小麦粉は湿気が入り込むことで、腐ることもあるので、冷蔵庫や冷凍庫に入れていたとしても安心はできません。特に冷蔵庫や冷凍庫で開封後の小麦粉を保存している場合、出し入れによる温度変化で結露が付き、腐ることもあります。