強力粉の賞味期限切れはいつまで使える?未開封・開封後で違う?
強力粉の賞味期限の目安や切れた時にいつまで使えるか知っていますか?今回は、強力粉の賞味期限を〈開封後・未開封〉別に比較して、〈1ヶ月・半年〉以上期限切れでもいつまで使えるのかを劣化して使えない場合の特徴とともに紹介します。強力粉の正しい保存方法や、賞味期限切れの古い強力粉の使い道も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- 強力粉の賞味期限はどのくらい?開封後は短い?
- 未開封の強力粉の賞味期限は半年ほど
- 開封後の強力粉は1〜2ヶ月で使い切ろう
- 強力粉の賞味期限切れはいつまで使える?1ヶ月は?4ヶ月〜半年だとNG?
- 賞味期限の定義
- 賞味期限切れでも腐敗・劣化していなければ使っても大丈夫
- ただ賞味期限切れの古い強力粉は使い物にならない可能性がある
- 強力粉が劣化して使うのを避けた方がいい場合は?
- 強力粉の賞味期限が延びる正しい保存方法は?
- 強力粉は常温で保存するのがおすすめ
- 強力粉を冷蔵庫で保存する際の注意点
- 賞味期限が切れた古い強力粉の使い道は?使えるレシピはある?
- 古い強力粉は膨らまないでも作れる料理なら使える
- 強力粉は油汚れの掃除など料理以外に活用もできる
- 強力粉を賞味期限内に使い切る消費レシピも紹介!
- ①フォカッチャ
- ②メロンパン
- ③お好み焼き
- 強力粉の賞味期限に注意しよう
強力粉の賞味期限はどのくらい?開封後は短い?
グルテン量が多いのが特徴的な強力粉は、主にパンやピザ生地作りに用いられます。日常的にパンを焼く習慣がない家庭では、開封後の強力粉の使い道に困っているかもしれません。ここでは強力粉の賞味期限について、未開封と開封後の目安も併せて説明します。
未開封の強力粉の賞味期限は半年ほど
強力粉も含めた未開封の小麦粉の賞味期限は、以下が目安となります。
・強力粉:半年
・中力粉:1年
・薄力粉:1年
未開封の強力粉であっても賞味期限が半年と他の小麦粉より短いのは、グルテンと呼ばれるタンパク質の量が多いことが理由です。グルテンは変質しやすいため、含有量の多い強力粉の賞味期限は、中力粉や薄力粉と比較すると短くなります。
(*小麦粉の賞味期限について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
開封後の強力粉は1〜2ヶ月で使い切ろう
開封後の強力粉は、1~2ヶ月を目安に使い切るのが基本です。賞味期限内であっても開封後の強力粉は劣化しやすいので、早く使い切るに越したことはありません。保存状況によっては開封後1ヶ月で傷むケースもあり、強力粉だけでなく中力粉や薄力粉も1~2ヶ月で使い切る方が安全です。
強力粉の賞味期限切れはいつまで使える?1ヶ月は?4ヶ月〜半年だとNG?
未開封の強力粉の場合は、賞味期限切れの古いものでも使うことができます。賞味期限切れの強力粉を使える期間の許容範囲が、気になるところです。ここでは賞味期限切れである未開封の強力粉が1ヶ月と4ヶ月、半年を過ぎても使えるかを説明します。
賞味期限の定義
賞味期限とは、正しい方法で未開封のまま保存していた食品の味が劣化しない期間をさし、安全係数に基づいて算出されています。食品の品質や安全を保証する期間である消費期限とは異なり、賞味期限が設定された食品は多少過ぎても食べることは可能です。ただし開封後は食品の劣化が進むので、賞味期限内であっても早く食べ切る必要があります。
(*賞味期限の定義について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
賞味期限切れでも腐敗・劣化していなければ使っても大丈夫
賞味期限切れの古い強力粉であっても、未開封のまま保存し、腐敗あるいは劣化した様子が見られなければ使っても問題ありません。小麦粉の製造メーカーは賞味期限を短めに記載しており、実際の期限は1.2~1.5倍と言われています。そのため、強力粉の本来の賞味期限は7.2~9ヶ月になります。開封後は劣化が進むので、1~2ヶ月以内に使い切るのが基本です。
ただ賞味期限切れの古い強力粉は使い物にならない可能性がある
賞味期限切れの古い強力粉を食べる分には問題なくても、料理の際に使い物にならない可能性があるので注意が必要です。賞味期限を過ぎて1ヶ月程度のものは問題なく使えても、4ヶ月あるいは半年を過ぎた古い強力粉でパンやピザを焼くと、生地が膨らまないケースがあるので注意しましょう。