梨の種類・品種13選!甘い・糖度が高い順にランキングで美味しい銘柄を紹介!
【野菜ソムリエ監修】梨の種類・品種はどれくらいあるのでしょうか?夏から秋にかけて旬を迎える甘くてみずみずしい梨ですが、今回は、梨を種類・品種別に〈旬・味・大きさ〉など特徴をそれぞれ紹介します。選び方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・旬:8月上旬~中旬
・主産地名:埼玉
・味:酸味は弱くほど良い甘味
・大きさ:中玉
・重さ:300g前後
・値段:600円前後/㎏
なつしずくは青梨の一種で、まん丸の形をしています。柔らかい肉質で果汁も多く、酸味はほとんど無いさっぱりとした味わいの梨です。収穫時期が短く、日持ち性は25度で1週間前後になります。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
夏に採れる和梨です。現状では数少ない生産者さんしか育てておらず、一般市場には流通していません。果面のサビが少なく、無袋栽培でも外観がきれいに仕上がるため、比較的育てやすいと言われています。
10位:愛宕(11.5度~12.5度)
・旬:10月下旬~11月上旬
・主産地名:岡山
・味:ほど良い甘味
・大きさ:大玉
・重さ:1㎏
・値段:2,000円前後/㎏
愛宕は赤梨の一種で天の川と長十郎を親に持ち、流通している梨の中では最も大きいサイズの高級梨です。果肉は粗目ですが果汁がたっぷりで柔らかく、シャリっとした食感が楽しめます。長期保存が可能なので冬にも食べることができ、しっかり追熟させることが美味しく食べるポイントです。
9位:新高(12度~12.5度)
・旬:9月下旬~10月上旬
・主産地名:熊本
・味:甘味があって酸味は少な目
・大きさ:大玉
・重さ:500g~1㎏
・値段:1,000円前後/㎏
新高は赤梨の一種で、幸水・豊水の次に生産量の多い品種です。梨の王様と呼ばれるほど立派な見た目で、大きいほど美味しくなります。柔らかい果肉が特徴で、長期保存にも適しているので贈答品としても人気の梨です。
8位:幸水(12.度~12.5度)
・旬:8月上旬~8月中旬
・主産地名:千葉
・味:酸味はほとんどなく甘味を感じやすい
・大きさ:中旬
・重さ:250~300g前後
・値段:600円前後/㎏
幸水は赤梨の一種で、最も生産量の多い日本の代表品種で、菊水と早生幸蔵から生まれたことから名付けられた梨です。柔らかい肉質でほど良い酸味と甘い味わいが特徴で、果汁もたっぷりな美味しい人気の梨です。
7位:にっこり(11度~13度)
・旬:10月中旬
・主産地名:栃木
・味:酸味は少なく甘味が強め
・大きさ:大玉
・重さ:800g
・値段:800円前後/㎏
にっこりは赤梨の一種で新高と豊水を親に持ち、とてもサイズが大きいことが特徴の梨です。小さいサイズのものは甘味が少ないものもありますが、果汁が多く長期保存が可能な品種になります。