カリフラワーの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵で長持ちのコツや賞味期限の見分け方など紹介!
【管理栄養士監修】カリフラワーの正しい保存方法を知っていますか?今回は、カリフラワーの〈冷蔵〉〈冷凍〉で長持ちさせるコツや解凍方法にくわえ、賞味期限の目安を紹介します。新鮮なカリフラワーの特徴や賞味期限切れの見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カリフラワーの【冷凍】での保存方法
カリフラワーは茹でてサラダや付け合わせとして食べる方も多いかと思います。冷凍する際も、生のままではなく、一度茹でて火を通したほうが解凍後も美味しく食べることができます。カリフラワーを冷凍保存する際にはいくつかコツがあるので紹介します。
①沸騰したお湯に塩(約2%)と酢またはレモンを加える
②房はバラさずにそのまま約1分間、固めに茹で上げる
③茹であがったらざるに上げて、そのまま冷ます
④食べやすい大きさにカットする
⑤バッドに並べて冷凍庫で凍らせる
⑥凍ったら冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する
茹で水にレモン汁や酢を加えることでカリフラワーが白く茹であがります。一房そのまま茹でることで火の通りが均一になり、崩れにくいため茹でてから切るようにしましょう。バットに並べて急速冷凍することで味や食感を損なわずに冷凍保存できます。
釜野菜帆
管理栄養士
カリフラワーは、茹でずに蒸すと水溶性の栄養成分の損失が避けることができ、美味しく仕上がるのでオススメです(^^)蒸す時間は2分ほどでOKです。
冷凍カリフラワーの解凍方法
カリフラワーを冷凍保存するにはちょっとしたコツが必要でしたが、解凍方法にもポイントがあります。冷凍できたカリフラワーを美味しく食べるために上手に解凍する方法を3種類紹介します。
・自然解凍
・鍋で茹でる
・電子レンジで加熱する
汁ものや煮物の具材として使用する場合は凍ったままでも構いません。下茹でして冷凍した場合でも、少し固めに茹で上げているため普段のレシピよりも長めに加熱した方が良いです。生の状態のまま調理した時と比べるとどうしても食感が落ちてしまうので、調理時間や味付けには気を付けましょう。
カリフラワーの賞味期限が切れるとどうなる?
カリフラワーは生のままでは日持ちがしないため腐り始めるのも早いです。保存食のレシピに加えたり、付け合わせに添えるなど使いかけのカリフラワーも早めに使い切るようにしましょう。賞味期限が切れたカリフラワーを見極めるポイントを紹介します。
賞味期限が危ない状態
次に紹介する特徴があるカリフラワーは早めに料理に使用し、しっかりと加熱して食べるようにしましょう。
・部分的に変色している
・黒い斑点がある
・葉がしなびている
部分的に変色していたり、黒い斑点がある場合はその部分だけ切り取れば問題ありません。スーパーに並んでいるカリフラワーにも傷んでいるものはたまに見かけますので、しっかりと手に取って腐り始めていないか見極めることが大切です。
腐って食べられない状態
賞味期限が危ない程度なら、腐っている部分を切り落として加熱をしてから頂きましょう。腐ってしまっている部分は食べないようにしてください。
・ヌメっとしている
・腐敗臭がする
・全体的に黒く変色している
このような特徴が見られればすでに腐敗が進んでいる証拠なので食べられません。こうなる前に食べきるためにも、正しく保存して長持ちさせるか、あるいはピクルスなどの保存食にして美味しいうちに食べきりましょう。
カリフラワーは正しく保存しよう
カリフラワーは炒め物やスープ、保存食など様々なレシピに利用でき、栄養価も高いため積極的に献立に取り入れていきたい野菜です。しかし、保存期間が短いため食べきる前に冷蔵庫の中で腐らせてしまった人も少なくないはずです。冷蔵や冷凍など使用する料理や時期に合わせて保存方法を変えて美味しくカリフラワーをいただきましょう!