オリーブオイルは酸化すると体に悪い?原因・見分け方は?防止できる保存法も紹介!

オリーブオイルの酸化について知っていますか?今回は、オリーブオイルの酸化の原因や、保存方法・注意点に加えて、賞味期限の目安を紹介します。酸化したオリーブオイルの見分け方や、体に悪いかどうかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. オリーブオイルが酸化する原因は?
  2. オリーブオイルの酸化は「劣化」を意味する
  3. オリーブオイルが酸化する原因
  4. オリーブオイルは酸化しやすいの?加熱はNG?
  5. オリーブオイルは加熱に強く酸化しにくい油
  6. オリーブオイルの賞味期限・保存期間の目安
  7. オリーブオイルが酸化するとどうなる?体に悪い?
  8. オリーブオイルは酸化すると有害物質を発生する
  9. オリーブオイルが酸化した場合の見分け方は?
  10. ①におい
  11. ②味
  12. ③加熱した時の泡
  13. オリーブオイルが苦い原因はポリフェノール
  14. オリーブオイルの酸化を防止する保存方法・注意点は?
  15. オリーブオイルは冷暗所で保存する
  16. 注意点①コンロの周りなど温度が上りやすい場所で保存しない
  17. 注意点②冷蔵庫で保存しない
  18. 注意点③注ぎ口についた油を拭き取る
  19. 注意点④容器を移し替えない
  20. 酸化したオリーブオイルの使い道は?
  21. ①入浴剤にする
  22. ②木製品の手入れに使う
  23. オリーブオイルを酸化させないようにしよう

注意点②冷蔵庫で保存しない

オリーブオイルは10℃を下回ると白い沈殿や白濁が見られたり固まったりすることがあるため、冷蔵庫での保存には適していません。ただし、室温が10℃を下回った場合でも、白濁や沈殿が見られる場合があります。

そういった場合は温度を上げれば溶かすことができますが、素早く溶かしたいといった理由から湯煎などで高温にすると、温度変化により酸化が進むので注意が必要です。室温で徐々に溶かせば酸化の促進を防ぐことができるので、ゆっくり溶かすことを心がけましょう。

注意点③注ぎ口についた油を拭き取る

オリーブオイルは使用する度に注ぎ口にオイルが溜まっていきますが、放置すると空気に触れて酸化が進んだり、雑菌や汚れが付着しやすくなったりする恐れがあります。これを防ぐためにも、注ぎ口についたオリーブオイルは、毎回キッチンペーパーやペーパーナプキンなどで拭き取っておくのがおすすめです。

注意点④容器を移し替えない

オリーブオイルが黒や緑色などの容器で販売されているのは、光や空気によって酸化が進むのを防止するためです。透明な容器に移し替えるとオリーブオイルの綺麗な色が見えて見栄えが良くなるものの、光や空気の影響で酸化しやすくなります。良い状態を保つためにも、オリーブオイルは他の容器に移し替えずに購入時の容器のままで保存するようにしましょう。

酸化したオリーブオイルの使い道は?

酸化したオリーブオイルは健康にあまりよくないことが分かりましたが、何か使い道はないのでしょうか。ここでは、酸化したオリーブオイルの活用方法について紹介するので、オリーブオイルを開封したまま長く放置してしまった場合などの参考にしてください。

①入浴剤にする

酸化したオリーブオイルは、多少の酸化であれば加熱調理などに使っても構いません。しかし、酸化したオリーブオイルを食事に用いることに抵抗のある場合は、湯船に入れて使用する方法もあります。

オリーブオイルは古代ギリシャ時代より髪や身体、顔に塗布するなど幅広く利用されてきました。入浴剤として使用する際は、スプーン5~6杯ほどのオイルを湯船に垂らすと身体の保湿効果が期待できます。

②木製品の手入れに使う

自宅で木製のプレートやトレーを使用している場合は、これらの手入れに酸化したオリーブオイルを活用するのもおすすめです。木製品は室内の乾燥によって油分を失うことがあるため、長持ちさせたい場合はこまめに手入れする必要があります。

オリーブオイルで手入れするのに適しているのは、無塗装の製品か、オイルフィニッシュと呼ばれる表面に仕上げとして油分を染みこませてある製品です。本棚やタンスに塗布すると書籍や衣類に染みが残る場合があるため、食事に使うカトラリーやお皿の手入れに使うようにするとよいでしょう。

オリーブオイルを酸化させないようにしよう

オリーブオイルには酸化しにくい成分が含まれているものの、光や空気、温度変化によって時間と共に酸化が進み品質も低下していきます。酸化したオリーブオイルは健康に害を与える場合もあるため、古いオイルの見分け方や適切な保存方法を知っておくことが重要です。オリーブオイルを酸化させないよう注意しながら上手に料理に取り入れましょう。

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