サザエの旬の時期・季節はいつ?種類や食べ方・レシピのおすすめも紹介!

サザエの旬の時期・季節について知っていますか?生産地が限られるため、市場に出回らない地域もあります。今回は、サザエの種類や雄と雌の見分け方に加えて、食べ方のおすすめも紹介します。サザエの生息地やさばき方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. サザエとは?
  2. サザエの生息地
  3. サザエの雄と雌の見分け方
  4. サザエの種類
  5. サザエの旬の時期・季節は?
  6. サザエの旬は春から夏(3月〜7月)
  7. サザエの主産地・漁獲量
  8. サザエのさばき方は?
  9. サザエの食べ方のおすすめ
  10. ①お刺身にして食べる
  11. ②つぼ焼きにする
  12. ③煮物にする
  13. ④炊き込みご飯にする
  14. ⑤バター焼き
  15. サザエを旬の時期に食べよう

サザエとは?

サザエは日本で摂れる業界類の中で巻貝に分類され、殻の形が独特であり、硬いフタを足の下に持つという特徴があります。ここでは、サザエとはどんな貝なのかについて説明します。

サザエの生息地

サザエの生息地は暖かい海域の水深30mほどの磯で、日本においては太平洋の外房、日本海の秋田県あたりを北限としています。サザエは生息地によって形状が変わることでも知られており、太平洋産は殻の角が長く伸びますが、日本海産にはそうした特徴が見られません。

サザエのエサはワカメやテングサ、トサカノリといった海藻ですが、何を食べたかで殻の色も変わります。

サザエの雄と雌の見分け方

サザエの雌雄は殻を見るだけでは判別できず、肝の先にある生殖費を確認するしかありません。サザエの生殖器がクリーム色のものは雄で、緑色が雌となります。サザエの雌の卵巣には少し苦味があるので、食べてからわかる人もいそうです。

サザエの種類

日本で見られるサザエには、以下の種類があります。

・サザエ
・チョウセンサザエ
・ヤコウガイ
・ウラウズガイ
・スガイ


日本には54種類ものサザエがあるといわれていますが、中には中国産のナンカイサザエも含まれており、日本産とされるのはトゥルボ・サザエです。サザエやチョウセンサザエ、ヤコウガイは水深の深いところに生息しますが、ウラウズガイとスガイは磯で獲れます。

サザエの旬の時期・季節は?

季節の風物詩である海の家などで、よくつぼ焼きがみられるため、サザエは夏が旬と思い込んでいる人が多いようです。ここでは、サザエの旬の時期と季節について説明します。

サザエの旬は春から夏(3月〜7月)

サザエは2月から8月まで獲ることができますが、旬の時期は3月から7月となっています。つまり、サザエの旬は春から夏にかけてということです。しかし産地によってはサザエ漁の解禁が6月と決められているところもあり、浜焼きのイメージが強いことから、夏の季節が旬というイメージが定着しているようです。

サザエの主産地・漁獲量

サザエの主産地と漁獲量は、以下の通りです。

・長崎県/982t
・山口県/666t
・三重県/517t
・石川県/407t
・島根県/380t


上記は2013年の漁業・養殖業生産統計に基づく数値で、1位である長崎県のシェア率は17.4%となっています。関東以西に産地が複数あるため、漁獲量が分散されていると考えられます。

サザエのさばき方は?

サザエを生食したい時には、殻から外してさばく必要があります。サザエのさばき方の手順は、以下の通りです。

①貝剥きまたはデザートナイフを用意して、殻とフタの隙間から渦の中心に差し込む
②刃先を時計と反対周りに、縁をなぞるようにして進める
③フタを持って身を取り出す
④ワタが残った場合は、それも取り出す
⑤身に刃先をあてて、フタを取り除く
⑥⑤からピンク色の硬い部分も取り除く
⑦ワタに残っている白い部分も取り除く


取り出した身とワタを確認し、硬い部分は捨てることをおすすめします。砂を含んでいることも多いので、十分に注意しましょう。

サザエの食べ方のおすすめ

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