テリーヌとは?パテやリエットとの違いは?名前の意味やレシピのおすすめを紹介!

テリーヌとはどんな料理か知っていますか?作り方はどうするのでしょうか?今回は、テリーヌの意味や食べ方に加えて、「パテ」「リエット」との違いも紹介します。テリーヌの〈料理・デザート〉で種類別の人気レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. テリーヌとは?
  2. テリーヌは日持ちするフランスの料理
  3. テリーヌの意味・名前の由来
  4. テリーヌの食べ方
  5. テリーヌの作り方・手順は?
  6. テリーヌと「パテ」「リエット」との違いは?
  7. テリーヌと「パテ」の違い
  8. テリーヌと「リエット」の違い
  9. テリーヌの肉を使った人気レシピ
  10. ①簡単テリーヌ
  11. ②レンジでつくるチキンテリーヌ
  12. テリーヌの野菜を使った人気レシピ
  13. ①野菜テリーヌ
  14. ②生麩と夏野菜の和風テリーヌ
  15. テリーヌのデザート・お菓子の人気レシピ
  16. ①テリーヌショコラ
  17. ②ミックスベリーテリーヌ
  18. テリーヌを食べてみよう

テリーヌとは?

テリーヌは外食やお惣菜で購入して食べるもののイメージが強いかもしれませんが、家庭でも作ることができる料理です。ここではまず、テリーヌとは何かについて説明します。

テリーヌは日持ちするフランスの料理

テリーヌとは、テリーヌ型に入れて作られた、日持ちするフランス料理の総称です。発祥は中世のヨーロッパで、野菜や肉などの残った食材を使って保存食を作るために考案されました。作り方は、テリーヌと呼ばれる容器に具材を入れて焼き上げるだけと、非常にシンプルです。

テリーヌは肉料理だと思い込んでいる人も多いようですが、実際には魚や野菜・お菓子をテリーヌ型を使って調理することも珍しくありません。

テリーヌの意味・名前の由来

テリーヌとは元々、陶器やホーローでできた鋳鉄製の四角い容器の名称でした。調理した後に残った食材をテリーヌ型に入れて焼き上げたところ、肉や魚から出る脂がゼラチン状に固まることで、具材の変質を防いだことから保存食として発展しました。やがてその容器の名称が、そのまま料理の名称として定着したそうです。

現代ではステンレスやシリコンで作られたテリーヌ型も使われている他、形も四角形だけでなく楕円形や丸形のものが登場しています。

テリーヌの食べ方

詳しくは後述しますが、テリーヌは肉料理や魚料理、野菜料理、デザートとバリエーションが多彩なフランス料理です。テリーヌは1cm程度のスライスされたものが皿に盛られ、ソースやスパイスと共に出されます。それをナイフとフォークを使って、一口サイズにカットして食すのが正しい食べ方です。

テリーヌの作り方・手順は?

自宅でテリーヌを作る際の手順は、以下の通りです。

①テリーヌ型にバターまたは油を塗る
②テリーヌの具材を細かく切って、味をつける
③①に②を詰め、湯煎するあるいはオーブンで焼くなどして、具材に火を通す
④③が固まったら出来上がり


テリーヌを作るポイントは、具材の彩りを考えて層にするか、配置を工夫することです。そうしておくと、切った時に断面が美しいテリーヌに仕上がります。

テリーヌと「パテ」「リエット」との違いは?

フランス料理にはテリーヌに似た見た目の料理である、パテやリエットがあり、その違いがよくわからない人も少なくないようです。ここでは、テリーヌとパテ、そしてリエットとの違いを説明します。

テリーヌと「パテ」の違い

テリーヌはテリーヌ型に入れて作られた料理の総称ですが、パテは肉やその内臓を加熱し塩を加えて作る保存食のことで、それをパイ生地に包んで焼くのが正式な作り方です。作る際にテリーヌ型を使えば、テリーヌに似た形になりますが、パイ生地に包まれているかどうかで判断できるでしょう。

ただし、実際にはテリーヌとパテの線引きがあいまいなケースも多く見受けられるようです。

(*パテについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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テリーヌと「リエット」の違い

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