発酵バターとは?普通のバターと違いある?作り方・健康効果や使い方のおすすめも紹介!
発酵バターとは何か知っていますか?普通のバターとは違います。今回は、発酵バターの〈味・健康効果・作り方・使い方〉など普通のバターと違いを比較して紹介します。発酵バターの食べ方・活用レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
発酵バターとは?普通のバターと違いある?

近年ギフトとしても人気の発酵バターですが、普通のバターと何が違うのか、知らない人もいることでしょう。ここでは、発酵バターとは何か、普通のバターとはどう違うのかについて説明します。
(*バターの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
発酵バターは普通のバターに乳酸菌を加えて作る
発酵バターと普通のバターの一番の違いは、作り方にあります。発酵バターは普通のバターの原料となる生クリームに、乳酸菌を加えて作っています。生クリームに加えた乳酸菌によってバターが発酵するため、味や風味が変化するのです。酪農が盛んなヨーロッパでは、日常的に発酵バターを食べているそうです。
発酵バターの味わい・風味
発酵バターは普通のバターと比較すると甘い風味はそのままながらコクがあり、ヨーグルトのような酸味も感じられるといいます。発酵バターの芳醇(ほうじゅん)な香りと濃厚な風味が、人気が高い理由のようです。
大事に大事に食べ進めてる山中牧場のプレミアム発酵バター、そのままでも美味しいしパンとか他のものにつけるの勿体ないのでは!?という発想に至ってしまい、スプーンで掬ってそのまま食べてる…。アイスランドでバターをそのまま齧ってしまったあの日に、タガが外れてしまった自覚はある pic.twitter.com/KXtbI71mnG
— おはる (@ohrsan) September 2, 2020
遂に!!!発酵バターでスコーン焼いたよ〜〜!!贅沢しちゃったわ〜〜!!!!香りがやばやばやばやば!!!やっば〜〜!!!!しかもザッックザク!!!!美味しい〜〜!!!見た目はぶさいくだけど!!!!! pic.twitter.com/gog1obOTkK
— 九藤咲織💊療養中 (@Saori_Kudou_) September 6, 2020
発酵バターの使い方
発酵バターは普通のバターより香りもコクもあるので、その風味が生かせる料理に使うのがおすすめです。パンに塗るだけでも驚くほどの違いがありますが、パンやマドレーヌ、サブレといったシンプルなお菓子に使うと、豊かな香りを堪能できます。また、生クリームのように柔らかく、パンなどに塗りやすいのも利点です。
一方で発酵バターは、普通のバターと比べると傷みやすいのも事実です。そのため正しく保存すると共に、賞味期限内に食べきる必要があります。鮮度があるうちに、色々な方法で発酵バターを食べきるよう心がけましょう。
発酵バターを使うメリットは?健康的?

生クリームに乳酸菌を加えて作る発酵バターを料理に使うのをすすめる理由に、風味がよくなる以外にもメリットがあることがあげられます。ここでは、発酵バターを使うメリットについて、健康効果も含めて説明します。
①使うとコクが深まる
前述したように発酵バターは普通のバターより香りや風味が強いので、料理に使うとコクが深まるというメリットがあります。特にバターと相性のよい醤油や味噌、ケチャップ、ソース、コンソメ、カレー粉などと一緒に使うのがおすすめです。めんつゆとの相性も抜群です。
②乳酸菌の健康的な効果・効能を得られる
発酵バターには乳酸菌が含まれているので、以下のような健康的な効果・効能を得られるメリットもあります。
・腸内環境を整える
・免疫力を高める
・生活習慣病を予防する
・アレルギーの発症を抑制する
また、普通のバターにはない乳酸菌の効果・効能が得られるだけでなく、カルシウムの生成を促すビタミンKなども含まれています。そう考えると、普通のバターを発酵バターに置き換えるだけで、健康維持や増進にもつながりそうです。
発酵バターの食べ方のおすすめは?

発酵バターを食べるにあたって、その味だけでなく乳酸菌の効果も引き出せる方が体によいでしょう。ここでは、発酵バターのおすすめの食べ方を紹介します。
①食物繊維と一緒に食べる
乳酸菌を含んでいる発酵バターは、食物繊維と一緒に食べましょう。食物繊維は腸内の悪玉菌を減らすことで知られていますが、そこに乳酸菌が加わることで、より腸内環境が改善できます。食物繊維が豊富な野菜を使う料理の際には、発酵バターを使うことをおすすめします。
②ビタミンDと一緒に食べる
バターにはそもそも、ビタミンAやビタミンB、ビタミンEなどが含まれており、抗酸化や免疫力を高める働きがあります。さらにそこに含まれていない脂溶性であるビタミンDを発酵バターで調理することで、より吸収力を高めることが可能です。ビタミンDが豊富な鮭やひらめを発酵バターで焼くとよいでしょう。
発酵バターの使い方・活用レシピ
バターはカロリーが高いイメージがありますが、実はごま油やオリーブオイルより低カロリーです、さらに普通のバターではなく発酵バターと使うと、いつものメニューの味に深みが出るのでおすすめです。ここでは、発酵バターを活用してほしいメニューを3つ紹介します。
①クッキー
クッキーを作る際に発酵バターを使うと、生地にコクが出て深みのある味に変身します。発酵バターは熱に弱いので、生地を寝かせた後はすばやく型抜きするのがポイントです。
②パスタ
熱い麺にバターと明太子を和えるパスタを発酵バターに変えるだけで、ソースの風味が格段に上がります。発酵バターを使えばマヨネーズを入れなくても、麺にしっかりとソースが絡みます。
③マフィン
いつものマフィンも発酵バターを使うと、より香り立つことがわかるレシピです。外はサクサク、中はふわふわに仕上がるので、朝食やブランチ、おやつとしても重宝するメニューです。
発酵バターの通販商品のおすすめ

色々なメーカーが発酵バターを販売しており、価格も味わいも様々です。ここでは、通販商品の中でもおすすめの発酵バターを紹介します。
①カルピス発酵バター(1258円)

カルピスを作る過程で出た脂肪分を使って作るバターは、生乳のようにあっさりした味わいなのにコクがあります。伸びが良いことでも定評があり、ギフトとして贈っても喜ばれる一品です。
②エシレバター(3124円)

本場ヨーロッパをはじめ、日本にもファンが多いエシレバターは、三ツ星レストランでも愛用されています。香りの高さとヨーグルトのような酸味は、パンに塗っても料理に使ってもコクを生みます。
発酵バターを食べてみよう
今回は、発酵バターの味・健康効果・作り方・使い方など普通のバターと違いを比較して紹介しました。発酵バターは普通のバターより価格は高めではありますが、風味や健康効果を考えると使うことでのメリットが多そうです。これを機会にぜひ一度、発酵バターを食べてみることをおすすめします。