無塩バターとは?有塩・発酵バターとの違いは?代用OK?活用レシピなども紹介!
無塩バターとはどんなバターか知っていますか?今回は、無塩バターと<有塩バター・発酵バター>との<原材料・カロリー・値段>などの違いも紹介します。バターの使い分けや、代用品に加えて、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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無塩バター(食塩不使用バター)とは?
無塩バターとは食塩不使用バターと呼ばれることもあり、お菓子作りの材料として欠かせないものの一つです。ここでは、無塩バターとは何かについて、詳しく説明します。
無塩バターとは加工段階で塩分を添加されていないもの
バターとは、生乳あるいは牛乳から取り出した脂肪の粒をクリーム状に連圧し、塊にしたものの総称です。中でも無塩バターとは、加工段階で塩分を添加されていないものをさします。原料である生乳にはわずかながら塩分が含まれていますが、ほぼ食塩は入っていません。そのため、食塩不使用バターといわれるのです。
無塩バターと有塩バター・発酵バターの違いは?
市販されているバターは、無塩と有塩、発酵の3つに大別されます。ここでは、無塩バターと有塩バター、発酵バターとの違いとは何かについて説明します。
①原材料の違い
無塩バターと有塩バター、発酵バターの一番の違いは原材料にあります。無塩バターと有塩バターは牛乳から分離したクリームを材料としている点は共通していますが、塩分を加えるか否かで工程が分かれます。有塩バターにのみ、塩分を加えて製造します。
一方の発酵バターの原材料は生クリームで、乳酸菌を加えて発酵させて作ります。そのため、無塩バターや有塩バターとは異なる独特の香りやコクが生まれるのです。
②カロリーの違い
バターの種類 | カロリー | 脂質 | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 |
無塩バター | 763kcal | 83g | 0.2g | 35% |
有塩バター | 745kcal | 81g | 1g | 34% |
発酵バター | 752kcal | 80g | 4g | 34% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
上記は、バター100gを摂取した場合の数値となっています。バターは無塩でも有塩でも発酵でも、それほどカロリーや脂質、糖質には差がないことがわかります。
③値段の違い
バターの種類 | 値段(200gあたり) |
無塩バター | 450円 |
有塩バター | 438円 |
発酵バター | 500円 |
上記はネット販売での明治のバターの価格を参考にしていますが、発酵バターのみ450gの価格を200g相当で算出しています。市場的には無塩バターや有塩バターより、発酵バターの方が値段が高めです。有塩バターより無塩バターが高い理由は、塩分を加えていない分傷みやすく、品質保持が難しいからです。
(*発酵バターやその他の種類のバターについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)