大根を切ったら中が青い原因はカビ?食べられる?対処法や見分け方を伝授!
【管理栄養士監修】大根を切ったら切り口が青いのは大丈夫?食べられるのでしょうか?衝撃的なビジュアルですが今回は、大根の中が青くなる原因や青い大根の見分け方・対処法も紹介します。大根の青い色味が目立たない料理も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
大根の中が白いのか青くなっているのか、外見でわかるのでしょうか。
カットされている大根を選ぶ
収穫後に青あざ症になった大根は葉が黄色く変色したり、葉が落ちて商品価値が落ちるとの報告がありますが、それだけで断定できません。心配な場合はカットされたものの切り口が白いのを確認して購入するのが確実でしょう。特に気温の高い時期は冷蔵庫で保存しやすいサイズの大根を確認しながら購入した方が良いかもしれませんね。
新鮮な大根の特徴
青あざ症になっていない新鮮な大根を見極めるには大根の何を注意すればよいでしょう。
・大根の肌にツヤ・ハリがある
・大根の表面にシワやキズがない
・葉の色が緑色でピンとしている
・外側の葉が落ちていない
・ずっしり重く感じる
・カットしたものは切り口が白く瑞々しいかみる
青あざ症になっていない白い大根を選ぶには鮮度が第一条件なので、全体に瑞々しくキズがない大根で葉の色が黄色くなったり葉が落ちたりしていないものを選びましょう。ずっしり重みのあるものは水分が満たされているので新鮮な大根です。収穫して時間が経つと葉に養分を摂られ中が空洞化しはじめ、見た目より軽くなります。
カットした大根を選ぶときは、切り口が青あざ症になっていないか確認して切り口が白い瑞々しいものを選んでくださいね。
(*大根の選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根の正しい保存方法を伝授
新鮮な大根が手に入ったら、少しでも鮮度が落ちないように保存しましょう。
1本丸ごと保存する場合
【大根の根の保存方法】
①大根の葉の生え際でカットし切り取る
②大根の根が冷蔵庫に入らないサイズなら切り分ける
③大根の切り口をラップで包む新聞紙で包みビニール袋に入れる
④新聞紙で包みビニール袋に入れる
⑤冷蔵庫の野菜室or冷暗所に立てて保存
大根の葉を付けたままにすると葉は生きているので大根の養分を使ってしまい、大根の中にスが入ってしまいます。大根の葉の生え際の成長点を切り落とすことで、葉が育って大根の栄養を奪うのを止めます。保存期間の目安は以下のようになります。
冷蔵庫で保存・・・10日程度
冷暗所で保存(冬場)・・・1ヶ月程度
冷暗所で保存(夏場)・・・1週間以内
夏場と冬場で賞味期限が大きく違うので、気をつけるようにしてください。
【大根の葉の冷蔵保存】
①湯を大きめの鍋に沸かしい、切り落とした大根の葉をそのまま根元の硬いところから入れ茹でる
②色が変わる程度で引き上げる
③使いやすいサイズに切る
④保存容器・袋などに入れ冷蔵庫か冷凍庫に
【大根の葉の冷凍保存】
①切り離した大根の葉を水洗いする
②水気をしっかり取る
③生のまま使いやすいサイズに切る
④保存袋に入れ空気を抜き冷凍庫へ
大根の葉も栄養豊富なので保存して使いましょう。そのまま保存すると葉が成長を続け新芽も出ますが葉が枯れたりするので加熱か冷凍で成長を止めます。冷蔵なら1週間以内に冷凍なら1か月以内に使い切ってください。冷凍保存だと酵素も休眠状態なので生きています。