新巻鮭の食べ方は?塩抜きは必要?活用レシピ〜名前の意味・由来なども紹介!
新巻鮭の食べ方について知っていますか?そこで今回は、新巻鮭は塩抜きしなくても食べれるかや、塩抜きの仕方に加えて、活用レシピのおすすめを紹介します。新巻鮭の名前の由来・意味の他に味も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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新巻鮭(あらまきざけ)とは?
年末年始になると市場にたくさんの新巻鮭(あらまきざけ)が並びますが、どんな鮭なのか説明できる人は少数派のことでしょう。ここでは、新巻鮭とはどんな鮭なのかについて説明します。
「新巻鮭」の名前の由来・意味
新巻鮭とは、鮭から内臓を取り除いたうえで塩で漬けたものです。名前の由来には諸説あるのですが、作る過程で荒縄や藁で巻いた、あるいは塩を粗くまく粗蒔き(あらまき)からきているといった説が有名です。新巻の漢字が使われているのは、その年に獲れた新物の鮭を意味しているからとされています。
新巻鮭の作り方
新巻鮭の作り方は、鮭の表面のぬめりをたわしなどで落とし、エラや内臓を取り除くことから始まります。そして外側と内臓部分すべてに大量の塩をまぶし、1時間ほどおいて水抜きします。その後は鮭についた余分な塩を洗い流し、真水に一晩さらして干します。1週間ほど干したら、新巻鮭の出来上がりです。
新巻鮭の味
新巻鮭は塩味が強いものの、干している間に熟成されるので魚の旨味も感じられる味です。贈答品として新巻鮭が贈られるのも、鮭の切り身では味わえない美味しさが感じられるからでしょう。新巻鮭の味について、以下のようなコメントが投稿されています。
Twitterの口コミ
岩手県「宮古魚菜市場」で買った新巻鮭。新巻鮭とは生鮭の内臓を抜いて塩をして干して水分を抜いたものです。
今回は茹で白菜と煮てみました。鮭は味が濃縮しててすごく美味しい!塩分は思ったほど高くないけど、白菜に塩味や旨味がついてこっちも美味しかったです。
Twitterの口コミ
何日か前から軒先に吊るしていた新巻鮭一本物をさばいて(父が)ます。余すところなく、すべての部位がおいしい!✨
切り身で焼くのはもちろん、氷頭なますや雑煮やのっぺに入れたり🥰
お正月が楽しみ!
(*新巻鮭について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
新巻鮭の食べ方は塩抜きしてから?
新巻鮭はスーパーで市販されている鮭の切り身とはひと味違い、塩味が強いことで知られています。そのため、どのような食べ方だと美味しくなるのかが気になるところです。ここでは、新巻鮭の食べ方について説明します。
新巻鮭は塩抜きしなくても食べれる
新巻鮭はそのまま焼くと塩辛いので、塩抜きして食べるのが基本です。しかし実際には、塩抜きしなくても食べることはできます。鍋やフライなど食べ方によっては、塩抜きしない新巻鮭を使う方が美味しいメニューもあります。塩味の好みには個人差があるので、薄味が好きなら塩抜きした方がよいでしょう。
新巻鮭の塩抜きの仕方
塩辛い鮭を食べ慣れていないなら、新巻鮭は塩抜きしてから調理することをおすすめします。塩抜きの方法ですが、まず新巻鮭の切り身を水で洗い、余分な塩を落とします。それを水とみりん、酒を合わせた容器に入れ、身が浸るようにして数時間から1日、冷蔵庫で寝かせるのが基本です。
塩気がきつい場合は1日以上塩抜きしてかまいませんが、水は入れ替えるのが鉄則です。塩抜きが終わった切り身に酒をふり、15分ほど置いてから水分をキッチンペーパーで拭うと、より塩が抜けます。