ミラクルフルーツとは?甘味しか感じなくなる原理は?食べ方や副作用があるかも紹介!
ミラクルフルーツとは何か知っていますか?今回は、ミラクルフルーツの味や、食べた後甘味しか感じなくなる原理に加えて、食べ方や効果時間も紹介します。ミラクルフルーツの副作用・危険性や、効果を試してみたい人向けの商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ミラクルフルーツとは?
ミラクルフルーツとは直訳すると「奇跡の果物」という意味で、別名「ミラクルベリー」とも呼ばれていますが、どんな果物なのでしょうか。ここでは、ミラクルフルーツの見た目や味について説明します。
ミラクルフルーツとは西アフリカの果実
ミラクルフルーツとは西アフリカ原産の果実で、2~4mほどの木になるコーヒー豆ぐらいの大きさの赤い実です。小さな白い花が数か月にわたって開花し、年に2回雨季の後に実をつけます。日本でも栽培はされていますが、熱帯性の植物のため寒さに弱く20~35℃の温室内での栽培となっています。
ミラクルフルーツの味
ミラクルフルーツの表面は鮮やかな赤い色をしていますが皮は手で簡単に剥くことができ、内部の果肉は半透明の白色をしていて中心に種が一つ入っています。ミラクルフルーツ自体には、ほとんど甘味はありません。ミラクルフルーツを食べた後にレモンやライムなどの酸味のあるものを食べると、それらを甘く感じさせる効果があります。
Twitterの口コミ
このどんぐりみたいなちっさいの、ミラクルフルーツ(豊洲の卸売り市場で一粒100円)をかった。これかじってからすっぱいものたべると甘くなるらしく、少しかじってからうめぼしをたべたら、たしかにあまい!ミラクルフルーツ自体は、ライチみたいな味がしておいしい。味わすれちゃうくらい小さいけど。
Twitterの口コミ
ミラクルフルーツ
果実の味はサクランボにかなり近い感じで中の種周辺はなんかぬるぬるしてました
ミラクルフルーツは後に食べた物を甘く感じさせる効果がある?
ミラクルフルーツとは、見た目も味も特に珍しいものではありません。ここでは、ミラクルフルーツがミラクルと呼ばれる所以を解説します。
ミラクルフルーツの甘く感じさせる原理は酵素「ミラクリン」にあり
ミラクルフルーツは、ミラクルフルーツの後に食べた物を甘く感じさせる効果があります。その効果を起こしているのが、特殊なたんぱく質である「ミラクリン」です。
舌には「味蕾」という機関があり、味蕾で食べ物の味を感知しています。味蕾とは甘味・塩味・苦味・酸味・旨味それぞれに専用に存在する鍵穴のようなものです。ここに、それぞれの味を持つ鍵がはまることによって味を感じることができるという仕組みです。
ミラクリンは、甘味の鍵を持っており、甘味の味蕾に結合することによって、その後に食べた物を甘く感じさせる効果を発揮します。舌を麻痺させたり、酸味を感じないようにすることはなく、酸味は本来と同程度感じます。
ミラクルフルーツの効果を引き出す食べ方は?持続時間は?
ミラクルフルーツの効果を引き出すには、何か特別な食べ方があるのでしょうか。また、その効果はどれくらい持続するのか、具体的な方法や継続時間を解説します。
ミラクルフルーツの食べ方
ミラクルフルーツは、以下のように食べることでその効果が引き出されます。
【食べ方】
1.ミラクルフルーツを口の中に入れる
2.舌全体に触れるように1~2分かけて口の中で転がしながら食べる
3.酸っぱいものを食べる
舌に触れていない場所には効果が現れないことがあるので、効果のムラを防ぐために、舌全体にミラクルフルーツを触れさせるのがポイントです。そうすれば、本来であれば酸っぱいはずのレモン・酢・梅干しなどを甘く感じられるでしょう。
口の中で転がしながら、実と種を分けて種を出してください。種に害はありませんが、噛んでしまうと苦味を感じることがあります。