グリーンカールはどんな野菜?栄養や旬の時期は?保存法や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】グリーンカールとはどんな野菜か知っていますか?今回は、グリーンカールの見た目や産地・旬の時期に加えて、新鮮な選び方や保存方法・期間も紹介します。グリーンカールの食べ方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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グリーンカールとはどんな野菜?
華やかな見た目でサラダや付け合わせなどによく使われているグリーンカールは、スーパーで手軽に購入できる野菜の一つです。ここではグリーンカールとはどんな野菜なのか紹介します。
グリーンカールはリーフレタスの仲間
グリーンカールはリーフレタスの一種で、グリーンリーフやカールレタスとも言われます。リーフレタスには以下のような種類があります。
・グリーンカール
・サニーレタス
・フリルレタス
・ブーケレタス
レタスには結球する玉レタス、半結球する立ちレタス、結球しない葉レタス、結球しない茎レタス・掻きレタスがあります。グリーンカールはそのうちの結球しない葉レタスの一種で、葉レタスはリーフレタスとも呼ばれ、ヒラヒラとカールした葉先が特徴です。
グリーンカールはサニーレタスと見た目が似ていますが、サニーレタスは葉先が赤紫色なのに対し、グリーンカールは全体に鮮やかな緑色で葉の中心や株元はやや白くなっています。リーフレタスはこの他に、葉先が細かく縮れ厚みがあり食感の良いフリルレタスや、葉の形状がブーケに似ているブーケレタスなどがあります。
(*レタスの種類や品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
グリーンカールは名前の通り、カールした葉が特徴のレタスです。一般的なレタスと違い、葉が広く一枚一枚がはがれやすく調理しやすいため、サラダの他、肉などを巻いて食べる際にも便利です。
グリーンカールの産地や旬の時期
グリーンカールは1束あたり150円〜250円程度の値段で、スーパーやインターネット販売等で手軽に購入できる野菜です。グリーンカールの旬は夏から秋で、6月から10月頃に出荷量が多くなりますが、産地によって旬が異なる上に工場栽培もあるので1年を通して流通しています。なお、国内の主な産地は、長野県や茨城県、福岡県となっています。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
主な産地の三県の中でも特に多いのは長野県で、全体の40%以上を生産しています。続いて茨城県、福岡県と続きますが、この三県で全国のグリーンカール生産量の約80%が生産されています。
グリーンカールの栄養
グリーンカールには以下のような栄養素が含まれています。
・食物繊維
・カリウム
・カルシウム
・βカロテン
・ビタミンK
・葉酸
・ビタミンC
グリーンカールやサニーレタスなどの葉レタスは結球レタスに比べると栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富です。特にグリーンカールのβ-カロテン含有量は玉レタスの8倍を超え、カルシウム・ビタミンKは約3倍、カリウムは約2倍、葉酸は約1.5倍となっています。
(*レタスの栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
グリーンカールの味は?苦い?
グリーンカールはシャキシャキとした食感があり、鮮やかな緑色の葉先の部分は柔らかく、芯の白い部分は甘味があります。サニーレタスよりもクセのない味なので、子どもでも食べやすいリーフレタスです。
Twitterの口コミ
(1日の分)今日のおやつはグリーンカール。外側の、緑が濃い葉っぱは苦い。内側にいくほど甘い。ひとつの野菜でいろんな味。
Twitterの口コミ
@setsuna_727 リストではグリーンカールって書かれてたけど実際のビニール袋にはグリーンリーフって書いてあって、グリーンサラダに一般的に入ってるやつです。サニーレタスに近いけどちょっと苦み控えめの味の葉っぱです(笑)。