グリーンカールはどんな野菜?栄養や旬の時期は?保存法や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】グリーンカールとはどんな野菜か知っていますか?今回は、グリーンカールの見た目や産地・旬の時期に加えて、新鮮な選び方や保存方法・期間も紹介します。グリーンカールの食べ方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
グリーンカールは彩りが良くクセの少ないリーフレタスで、栄養価も高いことがわかりました。ここでは新鮮なグリーンカールの選び方と、鮮度を保つ保存方法について紹介します。
新鮮なグリーンカールの選び方
新鮮なグリーンカールの特徴は以下の通りです。
・ムラなく色づいている
・葉にふんわりとした張りがある
・葉先が細かく縮れている
・軸がピンとしている
張りがあって葉先がよく縮れているものほど食感が良いようです。葉先は特に傷みやすいので注意してチェックするのがおすすめです。変色や張りがなくしなびていたり、折れたりしていないもので、切り口が乾燥したり茶色くなっていないものを選びましょう。また大きく育ちすぎていると食感も味も悪くなるので、育ちすぎていない切り口の白いものを選んでください。
グリーンカールの保存方法・期間
グリーンカールは長期保存ができず、乾燥に弱いのが特徴です。鮮度が悪くなると苦味が強くなるので、購入後はなるべく早く使い切ることをおすすめします。保存する際は芯の部分を数ミリほど切ってそこに片栗粉または小麦粉をまぶし、湿らせたキッチンペーパーなどに包んでからポリ袋に入れます。
その状態で冷蔵庫の野菜室で葉先を上にして立てて保存すれば1週間程度は保存可能です。冷凍保存もできますが、冷凍すると繊維が壊れて食感が悪くなるため、加熱調理で使うようにしましょう。
(*レタスの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
グリーンカールの食べ方は?
グリーンカールは長期保存できない野菜なので、鮮度の良いうちに食べる必要があります。ここでは栄養豊富なグリーンカールを楽しめる色々な食べ方を紹介します。
①生のまま食べる
グリーンカールはサラダなどにして生で食べるのがおすすめです。なお、レタス類は包丁で切ると金属に反応して酸化が早まるため、包丁ではなく手でちぎる方が変色しにくいようです。
グリーンカールは苦みが少ないので色々なタイプの味のサラダに応用できます。主菜に合わせたり、焼肉や手巻き寿司など具材を包んだり、生春巻きやトルティーヤ等で他の食材と共に包む料理にも利用できます。クセが強くないのでりんごやレモンなどと共にスムージーにしても飲みやすいでしょう。
②炒め物にして食べる
グリーンカールを一度にたくさん食べたいときは、炒飯や炒め物に使うのもおすすめです。高温で手早く炒めると食感が残って美味しく仕上がります。ただし、長時間加熱すると水分が出て食感が失われ、色も悪くなってしまうので気を付けてください。
③汁物に入れて食べる
グリーンカールは汁物に入れても美味しく食べることができ、味噌汁やコンソメスープ、中華スープなど様々な汁物に合わせることができます。加熱する際は仕上げに入れて余熱で火を通す程度にすると彩りが美しく、食感も楽しむことができます。しゃぶしゃぶなどの鍋料理で軽く火を通して食べてもよいでしょう。
グリーンカールの活用レシピ
ここからは、栄養価の高いグリーンカールを使ったレシピを紹介します。加熱して使うレシピも紹介するので、今まで試したことのない食べ方にも挑戦してみてください。