サイコロステーキの焼き方は?純正肉・成型肉別にフライパンで美味しく仕上げる方法を解説!
サイコロステーキの美味しい焼き方を知っていますか?サイコロステーキを家で簡単に美味しく焼きたい人も多いでしょう。今回は、サイコロステーキの焼き方を〈純粋肉・成型肉〉別に紹介します。サイコロステーキを使ったレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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サイコロステーキを美味しく焼くためには?
スーパーなどで比較的安価に手に入るサイコロステーキは、調理も簡単なので人気が高い食品ですが、購入したサイコロステーキをさらに美味しく調理したい人も多いでしょう。以下では、サイコロステーキの種類とそれぞれを美味しく焼く方法を紹介します。
サイコロステーキの種類によって焼き方を変える必要がある
市販のサイコロステーキはその特徴によって以下の2種類に分けられ、種類によって焼き方も異なります。
・成型肉
・純粋肉
それぞれ同じサイコロステーキですが、加工のされ方は全く違います。成型肉はそのままでは市販できないくず肉を混ぜ合わせたサイコロステーキですが、純粋肉は市販されているサーロインステーキなどをサイコロ状に切って加工したものです。それぞれのより詳しい特徴は後述するので参考にしてください。
サイコロステーキの焼き方①成型肉の場合
成型肉は店頭では冷凍肉コーナーにも売られていることも多く、安価で購入できるステーキ肉ですが、正しい焼き方をしないと健康を害する可能性もあります。以下では、成型肉の正しい焼き方を紹介します。
成型肉とは?
成型肉は精肉を切り揃える際に出た切れ端部分や、骨周辺についた肉などの売り物にならないくず肉をサイコロ状に固めた肉で、店頭では非常に安価で売られています。成型肉はくず肉を一度ひき肉にして固め直すので、肉の繊維が細かくなって、柔らかく噛み切りやすいのも特徴です。
①自然解凍をする
冷凍品の成型肉の場合はフライパンで焼くときにムラなく火を通しやすくするために、冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍をしてください。解凍後の成型肉は、焼く少し前に冷蔵庫から取り出して、常温に近づけておきましょう。ただし、解凍後の成型肉は柔らかく、強く触ると崩れる可能性があるので注意が必要です。
②成型肉は中まで火を通す
成型肉自体に脂身が多いので、フライパンは油を引かずに中火で温めておきましょう。解凍した成型肉にはあらかじめ塩胡椒を振っておき、中火で温めたフライパンの上に並べます。
成型肉は純粋肉のサイコロステーキよりも脂が多く出るので、余分な脂はキッチンペーパーでしっかりふき取ります。その後、弱火で3~5分加熱することでしっかり中まで火を通すことを心がけましょう。通常のステーキはレアで食べることもできますが、成型肉はレアで食べるのは危険です。その理由については次の項で説明します。
③生焼けではないか確認する
成型肉はひき肉状のくず肉を食用の接着剤で固めて作っているので、本来肉の表面にしかいない食中毒を起こす可能性がある菌が、内部にも入っている可能性があります。菌は加熱によって死滅するものがほとんどですが、生焼けの状態では肉の表面の菌しか死滅せず、内部に菌が生き残っている場合もあります。
食中毒防止のためにも、前述した通り、成型肉のサイコロステーキは必ず中までしっかり火を通すようにして下さい。なお、成型肉はひき肉状のくず肉を使っているので少し焼きすぎても柔らかく仕上がります。
サイコロステーキの焼き方②純粋肉の場合
純粋肉は成型肉と違い、肉本来の味や食感を楽しめるサイコロステーキです。美味しい焼き方を習得すれば、家でもお店のような肉汁たっぷりのサイコロステーキを食べられるでしょう。以下では、純粋肉のサイコロステーキを美味しく焼く方法をポイントごとに紹介します。