さつまいもに芽が生えても食べれる?毒の危険は?活用法・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】さつまいもに芽が生えたことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回は、さつまいもの芽に毒の危険はないかや、芽が生えたさつまいもの活用法を紹介します。さつまいもの芽を使った料理・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
さつまいもの芽には、便秘解消に効果が期待できる食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、糖質の吸収をおだやかにする作用もあり、ダイエットにも効果的です。また、さつまいもの芽に含まれているヤラピンという成分も、便秘改善の効果があるため、食物繊維との相乗効果が期待できます。
②ビタミンC
さつまいもの芽には、抗酸化作用のあるビタミンCも含まれています。ビタミンCには、細胞の健康を守ったり、動脈硬化を改善したりする働きがあり、健康志向の方には特に注目されている栄養成分です。また、アンチエイジング効果もあるため、美容にも効果を発揮します。
ビタミンCは通常加熱に弱いのですが、さつまいもの場合、ビタミンCがでんぷんに守られているので、加熱により壊れる心配もありません。
③カリウム
さつまいもには、塩分を体外に排出しやすくするカリウムも含まれています。そのため、むくみ改善にも効果を発揮します。また、血圧を下げる効果もあるとされています。
④ビタミンB6
ビタミンB6は、摂取したたんぱく質からエネルギーを生成したり、筋肉や血液を作り出したりするときに働く栄養素です。まさに生きていく上では必須ともいえる栄養素で、さつまいもの芽には豊富に含まれています。
石川桃子
管理栄養士
食べられないと思っていたさつまいもの芽も私たちの体にすごく大切な栄養素がたっぷり含んでいましたね。タンパク質を摂った際にビタミンB6は必要になります。不足しないように常に補充しておきたい栄養素の一つですのでさつまいもの芽も捨てずに美味しく召し上がりましょう。
(*さつまいもの栄養価・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
さつまいもの芽の賞味期限は?
続いて、さつまいもの芽の賞味期限についても見ていきましょう。
芽が根から生えている場合は気にしなくて良い
さつまいもの芽を育てるのであれば、特に賞味期限を気にする必要はありません。芽を取った場合、冷蔵保存なら2~3週間、冷凍保存なら1~2か月程度、保存することができます。
さつまいもに芽が生えた場合の活用法
さつまいもに芽が生えてきたとき、どのように活用すれば良いのでしょうか。
①さつまいもの芽も調理する
さつまいもの芽自体を、料理の食材として利用することができます。しかし、調理する際にはしっかりと下ごしらえをする必要があります。様々な料理の食材として応用してみましょう。