刺身の「つま」の意味・語源は?食べる?種類や残りのリメイクレシピなども紹介!
刺身に「つま」がある理由を知っていますか?今回は、刺身の「つま」の語源や意味に加えて、食べるかどうかや、種類<つま・けん・辛み>についても紹介します。残りの「つま」のリメイク料理レシピ・食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
刺身の「つま」には、大根が使われているイメージを持つ人が多いかもしれませんが、大根以外のものも「つま」と呼ぶのでしょうか。また、「つま」はさらに3種類に細分できるので違いを知っておくのもおすすめです。ここでは刺身の「つま」の種類を紹介します。
①つま
一般的につまと呼ばれるものには、以下のような種類があります。
・大根
・人参
・大葉
・キュウリ
・菊の花
・ワカメ
・ミョウガ
・イギス
刺身に添えられているつまは、必ずしも大根であるとは限らず、上記のように海藻類や野菜類をつまと呼んでいます。つまには前述した殺菌・抗菌作用をはじめ、胃や腸の働きを整えたり消化吸収をサポートしたりする役割があるため、積極的に食べるのがおすすめです。
②けん
つまの中でもけんに分類されるものは、以下のような食材を使っています。
・大根
・人参
・ミョウガ
けんは漢字で「剣」と表記することからもイメージできる通り、細切りにした野菜を指す言葉です。けんは山だかにして刺身の後ろに盛られることがあるほか、刺身の下に敷かれている場合もあります。ただし、下に敷いた場合には「敷きづま」と呼ぶこともあるそうです。
③辛み
刺身のつまのうち、辛みと称される食材は以下の通りです。
・しょうが
・わさび
辛みという名称からも分かる通り、辛味がある食材が該当しています。これらの食材には生臭さを取り除いたり消化を促したり、抗菌・殺菌の作用によって刺身の腐敗を遅らせる効果があります。また、その風味は刺身の美味しさを引き立てる役割もしてくれるでしょう。
「つま」の残りの食べ方・リメイクレシピ
刺身を食べた際には「つま」が残ってしまうことも多いかもしれません。ここでは、残ってしいがちなつまを美味しく食べられる食べ方やリメイクレシピを紹介します。
①大根餅
刺身のつまとして添えられることが多い大根を使用した、ヘルシーな大根餅のレシピです。混ぜる具材を変えれば、味の変化が楽しめます。
②中華粥
つまが残ってしまった時は、胃に優しい中華粥を作ってみるのもおすすめです。出汁のみでも優しい味わいですが、好みに応じて塩味・醤油味などにアレンジしてみて下さい。