魚の血合いとは?栄養が豊富?下処理の仕方・取り方や活用レシピのおすすめも紹介!
魚の血合いとは何か知っていますか?臭みがあるので、苦手としている人もいそうです。今回は、魚の血合いとはどこの部位かや、栄養に加えて、臭みの取り方なども紹介します。魚の血合いの取り方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①塩を振る
手早く魚の血合いの臭みをとりたい時は、流水でもみ洗いを軽くしてから水気をしっかりとり、塩を振って20~30分置いておきましょう。そうすることで血合いに含まれる水分が浮き出てくるので、再び流水で洗って水気を取り除くと、臭みが消えます。
②茹でる
血合いを茹でることでも、臭みを消すことができます。血合いを水洗いする、あるいはキッチンペーパーでしっかりと拭き、酒を加えた熱湯で5分ほど茹でるだけと簡単です。茹でた血合いは塩と酒を振り、数分経ったら水気をキッチンペーパーなどで拭きとりましょう。
③揚げる
血合いは揚げると、臭みが軽減されるのでおすすめです。血合いは揚げる前に水に浸けるなどの下処理をしておくと、より美味しく仕上がります。水をはったボウルに血合いを入れ、1時間ほど置いてから引き上げ、水気をしっかりとってから調理しましょう。
魚の血合いの取り方は?
刺身として販売されているものは、血合いがすでに取り除かれています。しかし、魚を丸ごと買って血合いを取り除いて食べたい人もいることでしょう。ここでは、魚の血合いの取り方を紹介します。
①ブラシなどの道具を使って取る
魚の血合いをとる時に、歯ブラシやささらがあると便利です。魚の内臓を取り除くと、血合いの膜が目視できます。その膜に切れ目を入れてから、歯ブラシやささらを使ってこすると、血合いが取り除けます。魚の大きさに合わせて適宜、使い分けましょう。
②包丁を使って骨ごと切り取る
魚には血合い骨と呼ばれる、血合いが固まっている大きめの骨があります。一尾の魚を三枚おろしにする際には、血合い骨ごと包丁で切り取るのがおすすめです。魚の背と腹の両方にV字になるように切り込みを入れたら血合い骨をつまみ、頭から尾に向かって指で引っ張ると取り除けます。
魚の血合いの活用レシピのおすすめ
魚の血合いを苦手とする人もいますが、調理法によっては美味しく食べられます。ここでは、魚の血合いを活用したメニューを6つ紹介します。
①マグロの血合いチリトマトサンド
マグロの血合いを塩と酒を加えて茹でたものをツナ状にして、チリトマトと合わせてサンドイッチの具材にしています。血合いの下処理をしたうえで、香味野菜である玉ねぎを加えているので、臭みを感じることのない美味しさです。