魚の血合いとは?栄養が豊富?下処理の仕方・取り方や活用レシピのおすすめも紹介!

魚の血合いとは何か知っていますか?臭みがあるので、苦手としている人もいそうです。今回は、魚の血合いとはどこの部位かや、栄養に加えて、臭みの取り方なども紹介します。魚の血合いの取り方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 魚の血合いとは?体に悪い?
  2. 魚の血合いとは背と腹の間にある「赤色線維筋」
  3. 血合いは栄養が豊富
  4. 血合いの多い魚の種類
  5. 血合いの味・風味は?まずい?
  6. 魚の血合いの臭みの取り方・下処理の仕方は?
  7. ①塩を振る
  8. ②茹でる
  9. ③揚げる
  10. 魚の血合いの取り方は?
  11. ①ブラシなどの道具を使って取る
  12. ②包丁を使って骨ごと切り取る
  13. 魚の血合いの活用レシピのおすすめ
  14. ①マグロの血合いチリトマトサンド
  15. ②血合いの唐揚げ
  16. ③血合いのバター醤油焼き
  17. ④まぐろの血合いステーキ
  18. ⑤まぐろの血合いの塩焼き
  19. ⑥まぐろの血合いの煮付け
  20. 魚の血合いも食べよう

魚の血合いとは?体に悪い?

切り身の魚にも血合いがついていますが、生臭くて苦手としたり、体に悪いと思い込んでいる人も少なくないようです。しかし、血合いが何かがわかれば、抵抗感が薄くなるかもしれません。ここでは、魚の血合いとは何か、体に悪いのかについて説明します。

魚の血合いとは背と腹の間にある「赤色線維筋」

魚の血合いとは、海水魚の背と腹の間にある赤色線維筋が固まったもののことで、血ではなく筋肉です。筋肉はは回遊魚が多い赤身魚に多く含まれており、鮮度がよいものは鮮やかな赤黒色ですが、日が経つごとに黒ずんでいくので、魚の鮮度は血合いを見ることで見極められます。

しかし、魚を扱う業界では、血合いは魚の腎臓を意味しています。魚の腎臓は臭みが強いため、さばく時に丁寧に除去しなければなりません。血合いをかき出すと言われた場合は、魚の腎臓をさすので覚えておきましょう。

血合いは栄養が豊富

海水魚の血合いは筋肉なので高タンパクで低カロリーであると共に、以下のような豊富な栄養を含んでいます。

・鉄分
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンB6
・グリコーゲン
・アンセリン


こうした栄養素の働きにより、魚の血合いには貧血の改善や動脈硬化と脳梗塞の予防、コレステロール値を低下させるなどの効果があるのです。魚の身より血合いの方が栄養価が高いので、積極的に食べることをおすすめします。

血合いの多い魚の種類

血合いは海水魚の中でも白身魚より赤身魚の方が多く含まれており、以下の魚は特に一尾にしめる血合いの割合が高くなっています。

・まぐろ
・カツオ
・サバ
・イワシ
・サンマ


白身魚の中ではタラやカレイ、タイに血合いが見られます。赤身魚や白身魚を問わず、切り身を購入する際には血合いの量も確認しましょう。

(*マグロの血合いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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(*カツオの血合いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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血合いの味・風味は?まずい?

海水魚の筋肉には血管が多く含まれているので、血合い特有の臭みが感じられることから、好悪が分かれます。そのため、魚の血合いを食べる時にはしっかり下処理を行うのがおすすめです。また鮮度が落ちやすい部位でもあるため、日が経った血合いは臭みが強くなります。

Twitterの口コミ

熊本県産ブリが半額だったから買ってきたらしいのだけれど血合いがとても美味しい!大根の鋭さに対して血合いが優しい味を出す。魚好きならわかるはず

Twitterの口コミ

でも、そう言いながら・・・実は赤身は嫌いです。血の味がするから。ねぎとろとかなら大丈夫なんだけどね、トロも。でも赤身だけはダメだ!・・・でもね、血合いの部分は好きなの♪ 魚のわたみたくて、そういうのは好き。

魚の血合いの臭みの取り方・下処理の仕方は?

魚の血合いは栄養価が高いので、臭みを取り除く下処理をして、美味しく食べたいろところです。ここでは、魚の血合いの臭みの取り方と下処理の仕方について詳述します。

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