もんじゃ焼きの名前の由来・語源とは?発祥地など歴史・起源〜作り方まで紹介!
「もんじゃ焼き」の名前の由来・語源を知っていますか?今回は、もんじゃ焼きの発祥などの歴史・起源に加えて、お好み焼きとの関係について紹介します。もんじゃ焼きの作り方や、食べ方のコツも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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「もんじゃ焼き」の名前の由来・語源とは?
東京近郊のソウルフードとして人気のもんじゃ焼きですが、その名前の由来や意味を知っていますか。慣れ親しまれている食べ物ですが、どのようにして名付けられたのでしょうか。もんじゃ焼きの名前の由来と意味、語源について紹介します。
もんじゃ焼きの由来は「文字焼き」
もんじゃ焼きの名前は、江戸時代末期から明治時代初期に食べられていた「文字焼き(もんじやき)」という言葉の訛りから派生した言葉だとされています。この文字焼きは当時、小麦粉をゆるく水溶きした生地で鉄板に文字を書いて遊んでいたことから名づけられたようです。
文字焼きの「もじ」が、やがて「もんじ」、「もんじゃ」という言葉へと転じていったと言われています。
もんじゃ焼きの歴史・起源は?お好み焼きと関係ある?
鉄板で焼いたり、ソースで味付けしたりと、もんじゃ焼きはお好み焼きとよく似ていますが、もんじゃ焼きの歴史や起源はお好み焼きと関係があるのでしょうか。もんじゃ焼きの歴史・起源について解説します。
もんじゃ焼きの発祥は東京
お好み焼きと似て非なるもんじゃ焼きですが、異なるのは見た目や食感だけではありません。実は発祥地も、お好み焼きとは異なります。一見、もんじゃ焼きはお好み焼きと同様に、粉物文化の大阪が発祥地だと思われそうですが、意外にも東京が発祥地なのです。大正時代に水で溶いた小麦粉に野菜を入れて食べたことが始まりのようです。
現在に繋がるもんじゃ焼きのスタイルは、戦後の昭和20年代、東京都台東区浅草の近辺で誕生したと言われています。東京下町近郊で長く愛され続けているもんじゃ焼きは、月島の名物として有名です。
もんじゃ焼きの後にお好み焼きができた
もんじゃ焼きが大正時代に誕生したとされているのに対して、お好み焼きが誕生したのは戦後の昭和初期とされています。一般的には、大正時代に誕生したもんじゃ焼きから派生して、お好み焼きに発展していったと言われていますが、これについては諸説があります。
(*お好み焼き発祥のルーツについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
もんじゃ焼きは昔子供のおやつとして食べられていた
もんじゃ焼きの由来となる文字焼きは江戸時代末期から明治時代初期に食べられていましたが、その頃は現在のようなもんじゃ焼きではありませんでした。水溶きした小麦粉に甘い蜜を入れて焼いお菓子のようなものだったそうです。大正時代には、子供たちが駄菓子屋にある鉄板で焼いて食べるおやつとして定着しました。
その後、戦後の昭和20年代に現在のもんじゃ焼きの源流となるスタイルが誕生します。その頃は物資が不足していたため、もんじゃ焼きに入れる具材や調味料なども非常にシンプルで質素なものだったようです。戦後復興の高度経済成長に伴い、徐々にキャベツ、スルメイカ、揚げ玉などの具材を入れるようになっていき、現在のスタイルが確立しました。
もんじゃ焼きの作り方・食べ方は?
ここからは、もんじゃ焼きの作り方と食べ方について解説していきます。より美味しい作り方と食べ方をマスターして、もんじゃ奉行を目指しましょう。