のっぺい汁とは?由来・意味やけんちん汁との違いは?作り方・レシピなども紹介!
のっぺい汁とはどんな料理か知っていますか?名前だけではイメージが難しい料理ですが、今回は、「のっぺい汁」の名前の由来・意味や歴史に加えて、<のっぺ・けんちん汁>との違いも紹介します。のっぺい汁の作り方・人気レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
煮物と汁物で料理の種類が違う
のっぺい汁は、その名前に「汁」が付いていますが、実は汁物ではなく煮物に分類されます。煮物のため、温かいのっぺい汁だけでなく、冷めたのっぺい汁も美味しく食べることができます。一方のけんちん汁は食材をごま油で炒めた後に煮込む汁物のため、冷めると油が浮いてしまい、食感も落ちてあまり美味しくありません。
(*けんちん汁について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
のっぺい汁の作り方・人気レシピ
ここからはのっぺい汁のレシピを紹介します。分かりやすい動画も載せているので、参考にしながらのっぺい汁を作ってみて下さい。
材料
(4人分)
・鶏もも肉:1枚
・にんじん(小さめ):1本
・里芋:4個
・しいたけ:3枚
・油揚げ:1枚
・こんにゃく:1/2枚
・だし汁:5カップ
・醤油:大さじ2~3
・みりん:大さじ1~2
・酒:大さじ2
・塩:小さじ1/2~1
・水溶き片栗粉:適宜
・万能ネギ:適宜
作り方・レシピ
野菜と鶏肉を食べやすい大きさにカットし、鍋で煮込むだけでのっぺい汁が完成します。ポイントは、水溶き片栗粉でとろみをつける際にのっぺい汁を強火で温めることです。温まっていない状態で水溶き片栗粉を入れると、ダマになってしまうので気を付けてください。
のっぺい汁を食べてみよう
今回は、新潟県の郷土料理である「のっぺい汁」について紹介しました。地域によって様々なのっぺい汁がありますが、冷蔵庫に余りがちな野菜などで簡単に作ることができます。また地域によって味わいも変わってくるので、旅行の際などに見かけた場合はぜひ食べ比べしてみて下さい。