ヒラマサには寄生虫がいる?刺身で食べる際は要注意?米粒状の正体なども紹介!
ヒラマサには寄生虫がいるのを知っていますか?刺身で食べる際は注意が必要です。今回は、ヒラマサにいる寄生虫の種類に加えて、寄生虫がいても食べられるのかも紹介します。アニサキスの対処法や、対策・予防法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
天然のヒラマサには寄生虫がついている可能性が高いものの、食中毒が起こらなければ問題がないともいえます。そして、ヒラマサについている寄生虫のすべてが危険なわけではありません。ここでは、ヒラマサに寄生虫がいても食べられるのかについて説明します。
寄生虫を誤って食べても問題ないことが多い
アニサキスを除く寄生虫に限っては、誤って食べても問題がないことが多いです。しかし、ヒラマサを刺身にして食べようとした時に、寄生虫が見えるのは気持ちがいいものではありません。加熱調理する場合は配慮する必要はありませんが、刺身の時は取り除くように心がけましょう。
アニサキスがついている場合は注意が必要
ヒラマサにアニサキスがついている場合は、誤って食べないように注意が必要です。アニサキスに感染すると、胃壁や腸壁にかみつくので激痛を伴います。そのまま体内に寄生することはないものの、激しい食中毒症状を起こすので取り除くよう徹底するのが基本です。アニサキスに限らず、寄生虫は目視で見つけやすいので、捌く際にチェックしましょう。
(*アニサキスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ヒラマサのアニサキスの対策・予防法は?
天然のヒラマサにアニサキスがついていたとしても、食中毒を起こさないように予防することはできます。ヒラマサを美味しく食べるためにも、アニサキス対策を覚えておくと安心です。ここでは、ヒラマサについているアニサキスの対策並びに予防法を紹介します。
①内臓を取り除いてしっかり洗う
アニサキスの感染予防をするうえで、ヒラマサの内臓を取り除いてから、しっかり洗うのが鉄則です。これは、アニサキスはヒラマサの内臓に寄生することが多いからです。ヒラマサの内臓を生で食べると、アニサキスに感染するリスクが高まります。取り除いた内臓はまな板などにのせずに、すぐに生ごみとして捨てましょう。
②新鮮なものを選ぶ
店で購入したヒラマサを自分で捌く場合は、新鮮なものを選ぶのが基本です。これは、ヒラマサの鮮度が下がると、アニサキスが内臓から筋肉に移動を始めるためですが、アニサキスは移動スピードが速いので、釣ったヒラマサでも注意が必要です。
ヒラマサについたアニサキスの対処法は?
もしヒラマサにアニサキスがついていたとしても、感染しないように対処すれば、美味しく食べることができます。ここでは、ヒラマサについたアニサキスの対処法を3つ紹介します。
①加熱する
アニサキスは熱に弱い寄生虫なので、内臓を取り除いた身を加熱調理しましょう。加熱する温度が70度を超えたらすぐに、60℃以上なら1分でアニサキスは死滅します。揚げ物や煮付けなどにして火を通せば、アニサキスに感染するリスクが下がります。