ジャボチカバとは?南米原産の果物?栄養価・効能〜育て方のポイントまで解説!

【野菜ソムリエ監修】ジャボチカバとはどんな果物か知っていますか?今回は、ジャボチカバの〈旬の時期・味わい・栄養価・効能〉など特徴や、育て方のポイントも紹介します。ジャボチカバの食べ頃の見分け方や、美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ ふじかわなおこ
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日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ。冷凍生活アドバイザー。 野菜大好き長男(6歳)と野菜嫌いを克服しつつある次男坊(4歳)二人のボーイズママ野菜ソムリエです。自身の経験をもとに野菜嫌いのお子さんとそのママさんのサポーターとして、野菜嫌い克服メニューやちょっとしたテクニックの発信、地域の子育てサロンや幼稚園でこどもとママのためのお野菜教室などを行っています。

目次

  1. ジャボチカバとは?どんな果物?
  2. ジャボチカバは南米ブラジル原産の果実
  3. ジャボチカバの旬の時期・産地
  4. ジャボチカバの味わい・食感
  5. ジャボチカバの栄養価・効能は?
  6. ①ビタミンC
  7. ②カリウム
  8. ③カルシウム
  9. ④アントシアニン
  10. ジャボチカバの育て方のポイントは?食べ頃はいつ?
  11. ①鉢を置く場所・育てる環境
  12. ②土・肥料
  13. ③水やり
  14. ④剪定
  15. 食べ頃・収獲の時期と見極め方
  16. ジャボチカバの美味しい食べ方・レシピは?
  17. ①パウンドケーキ
  18. ②エンゼルケーキ
  19. ③ラッシー
  20. ジャボチカバを食べてみよう

ジャボチカバとは?どんな果物?

日本ではあまり見かけることのないジャボチカバという果物ですが、一体どのような果物なのでしょうか。ここでは、ジャボチカバの旬の時期や味わいなどを紹介します。

ジャボチカバは南米ブラジル原産の果実

ジャボチカバはフトモモ科ミルキアリア属に分類される植物で、木の幹や太い枝に直接花を咲かせ結実する珍しい果物です。樹高10mほどになる高木ですが、鉢植えでも育てることができます。原産地南米ブラジルでは、一度苗を植えると三世代まで実の収獲を楽しむことができると言われ、幹が大きくなるごとに収穫量も増える果実です。

木の幹に2cmほどの大きさの実が連なってなる様は、少し気持ち悪いと感じる方も多いですが育てるうちに愛着が湧いてくるという意見が多いようです。

ジャボチカバの旬の時期・産地

ジャボチカバは熱帯・亜熱帯地域での栽培が適している植物ですが、日本でも栽培が可能です。静岡県には日本で唯一のジャボチカバを使ったスイーツを提供しているカフェもあります。カフェの近くの農園では時期によってはジャボチカバの収穫体験や試食もできるそうなので、旬の時期に訪問してみても良いでしょう。

ジャボチカバの実は気温が15℃~30℃あれば、年に何度か結実するため収獲することができますが、基本的に7月から10月頃が旬の時期だと言われています。

ジャボチカバの味わい・食感

ジャボチカバはぶどうに似た果実ですが、味わいもぶどうに近くとても甘いです。実際に食べた方の中には、ライチに似ていて甘くさっぱりした味だという感想を持つ方もいました。食感もぶどうに似ていて、滑らかだと言われています。

Twitterの口コミ

ジャボチカバ(四季なり)実食✨

開花から20日ほどで収穫して実食❗️

半分にカット🔪

ブドウのようでとってもおいしい😋

味はほとんどブドウを食べている感じです❗️
#ジャボチカバ

Twitterの口コミ

#ジャボチカバ

お疲れさまです💕

疲れ目に 効きそうな 木の実が
食べ頃ですよ🎵

幹から 実が生えてる?👀
シュールですねぇ🎵

デラウェア🍇よりも 大粒で
…生食OKなのかな?
どれどれ ぱくん😋

果肉が まったり なめらか~💗
ブドウとライチを MIXしたような
さっぱり味です

ごちそうさまっ😄

ジャボチカバの栄養価・効能は?

ジャボチカバにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。ここではジャボチカバに含まれる栄養素の種類を、効果・効能と併せて確認してみましょう。

①ビタミンC

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
29.2g 100g 29%

※1日の摂取量は成人男性の目安です

ジャボチカバには美容や健康に役立つビタミンCが豊富に含まれており、パイナップルと同等の含有量だと言われています。ビタミンCはメラニン色素の生成を防いで日焼け予防に効果が期待できるほか、シミやシワの予防、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの改善にも効能があると言われています。

また、ビタミンCは体内の酸化を防いで生活習慣病などを予防するほか、免疫力を向上させる働きも持つ栄養素です。(※1)

②カリウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
- 2500mg -


ジャボチカバにはカリウムも豊富に含まれており、体内に溜まった余分な塩分を排出する働きがあります。塩分を排出することでむくみ予防や血圧の低下にも効果を発揮する栄養素です。ジャボチカバには豊富に含まれるカリウムの作用でむくみ予防が期待できることや、甘味があるにも関わらず低カロリーという面で、ダイエット中のおすすめの果物と言えます。(※2)

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