エクアドル産のバナナの特徴は?輸出量が世界一?料理や入手法・値段なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】エクアドルのバナナについて知っていますか?今回は、エクアドルのバナナの輸出量や、味の特徴に加えて、エクアドルのバナナ料理なども紹介します。さらにエクアドル産のバナナの入手方法や、値段も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
エクアドル産のバナナとは?特徴は?
季節関係なく1年中スーパーなどで販売されているバナナの産地を気にしている方は少ないかもしれません。実は、エクアドル産のバナナは高級バナナとして扱われています。まずは、そんなエクアドル産のバナナの特徴や輸出量について説明していきます。
エクアドルはバナナの輸出量が世界で一番多い
スーパーなどで販売されているバナナの産地を気にすると、中にはエクアドル産のバナナがあることに気づきます。それもそのはずでエクアドルはバナナの輸出量が世界で一番多い国です。フィリピンや台湾なども有名ですが、エクアドルは世界最大のバナナ輸出国であり、割合として35%を占めています。
安部加代子
野菜ソムリエ
赤道を挟んで南緯30°から北緯30°の間のバナナの生産地帯のことをバナナベルトといわれています。熱帯から亜熱帯の高温多湿の地域が多く、エクアドルもバナナベルトに位置しています。
エクアドル産のバナナは糖度が高い
エクアドル産のバナナは糖度が高いことが特徴です。バナナの糖度を上げるためには寒暖差が必要になるのですが、エクアドルは昼夜で約12℃前後の差があるため、糖度の高いバナナを栽培するのに適した国であると言えます。
濃厚で深みのある甘さを持つバナナであることから、日本ではエクアドル産のバナナは通常のバナナに比べてワンランク上の品質として扱われています。
エクアドルのバナナ料理は?
エクアドルは輸出量だけでなく、バナナの生産量も世界5位(2019年時点)を記録しています。エクアドル人にとってバナナは日常的に食べる食材であることから、バナナを用いた料理も多くあります。ここからはエクアドルのバナナ料理を紹介するので参考にしてみて下さい。
①チフレ
日本でいうバナナチップスはエクアドルではチフレという呼び名です。日本では砂糖でコーティングしてあるものが多いですが、エクアドルでは揚げるだけのシンプルな料理になります。お酒のつまみにして食べることがメジャーです。
②ボロン
潰したバナナとお肉、チーズなどを混ぜて団子状して挙げたものをボロンといいます。朝食に食べることの多い料理であり、好みで塩やタバスコをかけたりして味をアレンジすることもあります。
③パタコネス
出典: @iineCostaRica
パタコネスもバナナを挙げた料理ですが、チフレは薄切りにしているのに対して、パタコネスは太い輪切りにしていることが特徴です。料理の付け合わせとして食べることがおおく、中はしっとり、外側は軽い歯ごたえのある食感が特徴的です。