フロマージュとは?フランス語での意味は?チーズケーキとの違いなども紹介!

フロマージュとは何か知っていますか?今回は、フロマージュのフランス語の意味や、チーズケーキとの違いなどを紹介します。「フロマージュ」の名前が付く料理も紹介するので、参考にしてみてくださいね。フロマージュの意味を正しく理解し、使い分けられるようにしましょう。

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目次

  1. フロマージュとは?チーズケーキとの違いは?
  2. フロマージュのフランス語での意味は「チーズ」
  3. フロマージュはチーズケーキなどの料理名ではない
  4. 「フロマージュ」の名前が付く料理は?
  5. ①ガトー・オ・フロマージュ
  6. ②タルト・オ・フロマージュ
  7. ③スフレ・オ・フロマージュ
  8. ④フォンデュ・オ・フロマージュ
  9. 「フロマージュ」の言葉の使い方には要注意

フロマージュとは?チーズケーキとの違いは?

フロマージュと聞いて、チーズケーキを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ここからは、フロマージュの正しい意味や、勘違いされやすいチーズケーキとどのような違いがあるのか説明します。

フロマージュのフランス語での意味は「チーズ」

フロアージュはチーズを意味するフランス語で、牛・羊・山羊などの乳を主原料として作られる乳製品を指します。チーズには大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類がありますが、どちらもフロマージュに当てはまります。

フロマージュはチーズケーキなどの料理名ではない

上述の通りフロマージュはチーズそのものを意味するため、チーズケーキなど料理のことをフロマージュと呼ぶのは正しい言葉の使い方ではありません。

同様にレアチーズケーキのことを「フロマージュ・ブラン」と言うこともありますが、これも間違いで、フロマージュ・ブランとはフランス語で「白いチーズ」を意味します。牛の生乳を原材料とし熟成させずに仕上げるナチュラルチーズがフロマージュ・ブランで、癖がなくヨーグルトのような真っ白な見た目です。

「フロマージュ」の名前が付く料理は?

チーズを使った料理名は、フランス語で表すと「フロマージュ」の名前が付きます。ここでは、「フロマージュ」の名前が付いた代表的な料理を4つ紹介します。

①ガトー・オ・フロマージュ

日本では「フロマージュ」だけでチーズケーキを思い浮かべる方もいますが、「ガトー・オ・フロマージュ」が正しいチーズケーキの名称です。

「ガトー」とは、フランス語で小麦粉・卵・バター・砂糖などを混ぜオーブンで焼いたもののことを意味し、チーズも混ぜてできるチーズケーキをガトー・オ・フロマージュと言います。焼かずに作るレアチーズケーキは、ガトー・オ・フロマージュとは言いません。

②タルト・オ・フロマージュ

「タルト・オ・フロマージュ」は、タルト生地にチーズを流し込んで焼き上げるチーズタルトのことを意味します。チーズタルトは材料を混ぜて焼き上げるためガトー・オ・フロマージュに含まれそうですが、タルト生地であるかどうかが名称の違いにも反映されます。

③スフレ・オ・フロマージュ

材料を混ぜて焼き上げるチーズケーキで、ガトー・オ・フロマージュとは違う名称を持つチーズケーキがもう1つあります。それが、こちらの泡立てたメレンゲも加えて焼き上げる「スフレ・オ・フロマージュ」で、日本ではチーズスフレという名称で浸透しています。

泡立てたメレンゲが加わっているため、ガトー・オ・フロマージュにくらべて食感が非常に柔らかいのが特徴です。

④フォンデュ・オ・フロマージュ

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