アイゴの食べ方は刺身が一番?味わいは?さばき方や毒針の注意点も紹介!
アイゴの食べ方について知っていますか?外道とされる魚ですが食べられるのでしょうか?今回は、アイゴの下処理・さばき方や、〈刺身・唐揚げ〉など、美味しい食べ方・レシピも紹介します。アイゴの旬の時期や味わいについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
アイゴは内臓こそ匂いが強いですが、それを傷つけずに下処理できれば、様々な料理に活用できます。ここでは、アイゴを美味しく食べるための下処理方法として、さばき方を説明します。
アイゴは毒針に要注意!
アイゴの背ビレや腹ビレには毒針がついており、誤って指にさしてしまうと激痛が数時間続くこととなります。毒針による痛みは数日から数週間続き、徐々に弱まってはいきますが注意が必要です。アイゴの毒は熱に弱いので、間違って毒針をさした時には、患部をお湯につけましょう。
アイゴのさばき方の手順
アイゴのさばき方の手順は、以下の通りです。
①厚手の手袋をはめ、キッチンバサミでヒレを根元から切り取る
②頭からキッチンバサミを入れ、腹のあたりまで身だけを切る
③尾の部分にキッチンバサミを入れ、腹のあたりまで身だけを切る
④両方の切れ目がつながったら、頭と一緒に内臓を一気に引き抜く
⑤④を水で洗って、三枚におろす
アイゴの毒針が危険なうえ内臓のアンモニア臭が強いので、釣った際に血抜きをして内臓も取り出すのが基本です。自宅でさばく際には、毒針は危険がないように新聞紙などにくるんで捨て、くれぐれも内臓を傷つけないように下処理しましょう。
アイゴの美味しい食べ方・レシピは?
アイゴは色々な調理方法で楽しめる魚なので、鮮度や好みに合わせて様々な食べ方をするのもおすすめです。ここでは、アイゴの美味しい食べ方を8つ紹介します。
①お刺身で食べる
アイゴは内臓の臭いがきついことで知られていますが、下処理をしっかりすることで臭みは消えるので、刺身で食べるのがおすすめです。活〆して内臓を取り除いておくと、タイのような上品な味が楽しめる白身魚なので、刺身で食べてみましょう。
②アイゴの唐揚げ
内臓処理をしっかりしたアイゴは、唐揚げ粉や米粉をまぶして唐揚げにしても美味しいです。このレシピでは塩コショウとごま油で下味をつけていますが、生姜を効かせた醤油につけても美味しく仕上がります。
③アイゴのフライ
下処理して内臓を取り除いたアイゴをフライにすると、子供でも食べやすいメニューとなります。このレシピではタルタルソースに刻んだザーサイを加え、中華風のテイストに仕上げています。