ボケの実とは?食べ頃・収穫時期はいつ?効能や芳香剤への活用方法も紹介!

【野菜ソムリエ監修】ボケの実とはどんな果物か知っていますか。今回は、ボケの実の収穫時期・食べ頃や〈味わい・香り・効能〉など特徴を紹介します。〈酒・生食・ジャム〉など食べ方・レシピや、芳香剤などへの活用方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 安部加代子
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日本野菜ソムリエ協会認定料理教室「Kayo’s Vegetable Laboratory」主宰。野菜ソムリエpro・受験フードマイスター・...
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日本野菜ソムリエ協会認定料理教室「Kayo’s Vegetable Laboratory」主宰。野菜ソムリエpro・受験フードマイスター・腸活プランナーなど食の資格を多数保有。様々な食の知識を活かして、料理教室をはじめ、レシピ開発、コラム執筆、食育講座、雑誌のフードスタイリングなど活動は多岐にわたる。大手メーカーの食サービス事業立ち上げ、老舗調味料メーカー、カフェなどコンサル事業にも取り組んでいる。

目次

  1. ボケ(木瓜)の実とは?収穫時期はいつ?
  2. ボケの実の特徴は?毒はない?
  3. ボケの実の収穫時期・食べごろ
  4. ボケの実の味わい・香り
  5. ボケの実の効能・効果は?
  6. ①整腸効果
  7. ②疲労回復効果
  8. ③免疫力強化
  9. ④のどの痛みの改善や咳止め
  10. ⑤生活習慣病の予防
  11. ボケの実の美味しい食べ方・レシピ
  12. ①ボケのはちみつ漬け
  13. ②ボケの実ジャム
  14. ③ボケ酒
  15. ④ボケの黒酢砂糖漬け
  16. ボケの実の活用方法は?
  17. ボケの実を使った芳香剤の作り方
  18. ボケの実を食べてみよう

リンゴ酸やクエン酸などの有機酸には、睡眠不足やストレスなどによって細胞に溜まった疲労物質を分解してくれる作用もあります。その作用は筋肉痛や肩こりなどの解消にもつながるでしょう。疲れた時にクエン酸の多く含まれる梅干しを食べたくなるというのは、こういった理由からです。

③免疫力強化

人間の体は弱アルカリ性に保たれている状態が一番良いのですが、疲労物質が溜まると酸性化してしまい免疫力が低下します。前述のリンゴ酸やクエン酸のような有機酸は、酸性化した体を弱アルカリ性に戻す働きがあるので、免疫力を高める効果もあるといえます。

④のどの痛みの改善や咳止め

ボケの実には、のどの痛みや痰、咳に効果的な抗菌作用のある薬用成分が含まれていて、のどの炎症を抑えます。のどが痛むときや風邪のひき始めなどには、ボケの実のはちみつ漬けなどで取り入れると効果的でしょう。ボケの実のはちみつ漬けには、カリンののど飴と似たような効果が期待できます。

⑤生活習慣病の予防

ボケの実にはタンニンやサポニンが含まれていて、ボケの実に苦みがあるのはこれらの成分が原因です。タンニンやサポニンは抗酸化作用があるので、ガンの予防や動脈硬化の予防にも効果があるといわれています。

ボケの実の美味しい食べ方・レシピ

ボケの実をそのまま食べるのは苦みがと酸味が強くておすすめできません。しかし、様々な効能があるのでそのままにしておくのはもったいないと感じる人もいるでしょう。ここでは、少し手を加えることによって美味しく食べられるレシピを紹介します。

①ボケのはちみつ漬け

出典: https://cookpad.com/recipe/2398667

カリンでもよく作られるはちみつ漬けをボケの実で作るレシピです。生のボケを皮つきのままスライスしてはちみつにつけるだけの簡単なレシピなので、ぜひ試してみてください。

ボケの蜂蜜漬け by NAM☆ブゥ☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

②ボケの実ジャム

出典: https://cookpad.com/recipe/3426433

種を取ったボケの実を水と砂糖で煮込んで作るジャムのレシピです。甘酸っぱいボケの実ジャムをパンやクラッカーと一緒に味わうのがおすすめです。

いちごみたいな色のぼけジャム by yattomotta 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

③ボケ酒

出典: https://cookpad.com/recipe/3325083

実をスライスしてお酒につけて3か月から1年ほど熟成させたら、疲労回復や滋養強壮にも効果があるボケ酒ができあがります。そのままでもソーダで割って飲んでも美味しい一品です。

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