ペコリーノチーズとは？代用できる？味わい・臭い〜食べ方・レシピのおすすめも紹介！

世界には1000種類ほどのチーズが存在すると言われていますが、その中でもペコリーノチーズとはどういったチーズなのでしょうか。まずはペコリーノチーズの産地や種類、栄養素やカロリーについて紹介します。

ペコリーノチーズはイタリア産のチーズで、羊の乳が原料の白っぽい色をしているハードタイプのチーズです。ペコリーノチーズは、雌羊のことをイタリア語で「ペコーラ」と呼ぶことが名前の由来になりました。

ペコリーノチーズはイタリア最古のチーズと言われていて、2000年以上前のローマ帝国の時代から食べられてきたとも言われる長い歴史があります。ペコリーノチーズはもともと長期保存の効く保存食として作られていたので、非常に塩気が強いのが特徴です。日本でも販売されていますが、値段はそこまで高くないので手に入れやすいチーズだと言えます。

ペコリーノチーズは歴史のあるチーズで栄養豊富であることがわかりましたが、ペコリーノチーズはどういった味なのでしょうか。次はペコリーノチーズの味わいやおすすめの食べ方について紹介します。

ペコリーノチーズは長期保存のために塩をたくさん練りこんで作っているので塩気が強く、食べた瞬間に塩味を感じます。ただし塩味の中にも羊乳の甘みがあり、長期熟成しているので濃厚な旨味やコクを感じることができるチーズです。

ただし羊乳を使用しているので独特な臭いがあり、イタリアでは足が臭いことや足の臭い人をペコリーノチーズに喩えることもあります。

ペコリーノチーズは、特にペコリーノ・ロマーノは塩味が強いので、そのまま食べるよりも削ってパスタにかけたりコクを足すために隠し味として入れたりする方法がおすすめです。

本場イタリアでのペコリーノチーズの代表的な食べ方は、茹でた空豆に細かくほぐしたペコリーノチーズをかけて食べる食べ方です。甘みのある空豆に旨味のある塩気とコクが加わりとても美味しい一品になります。ただし妊娠中は塩分を摂りすぎるとむくみの原因になるので、ペコリーノチーズの食べる量に気をつけましょう。