チシャとは?サンチュやサニーレタスと違いある?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】チシャという野菜を知っていますか?実は「レタス」の別名です。今回は〈サンチュ・葉チシャ(サニーレタス)〉など、チシャの種類を介します。〈焼肉・サラダ〉など、チシャの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
④タチヂシャ(ロメインレタス)
タチヂシャは立ちヂシャと表記し、立ちレタスや半結球チシャとも呼ばれるチシャです。タチヂシャは楕円形の葉が白菜のように縦に結球するのが特徴で、外側の葉は濃い緑色をしている一方で内側は黄色に色付いています。タチヂシャの若い葉はほのかに甘味と苦味があって柔らかく、成長すると葉が固くなるのが特徴です。
タチヂシャの代表的な品種であるロメインレタスは葉が固いため熱に強く、炒めものやスープの材料としても使われています。ロメインレタスはコスレタスとも呼ばれており、この名はロメインレタスの栽培が行われていたエーゲ海のコス島に由来していると言われています。
⑤茎チシャ(ちしゃとう)
茎チシャは葉は結球せずに主茎が伸びるレタスで、ステムレタスやアスパラガスレタス、セルタスなどとも呼ばれています。茎チシャは茎の部分を食用とするレタスで、茎から生える葉を取り除き茎の皮を剥いて食べるのが一般的です。茎チシャは形だけでなく、味もアスパラガスに似ていると言われています。
茎チシャの一種であるちしゃとうは紀元前からエジプトなどの地域で栽培が行われており、中国では縁起の良い野菜として扱われているようです。歯切れの良い食感があり、ちしゃとうの茎を細く切って乾燥させたものは山くらげとして販売されています。
(*レタスの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
チシャの食べ方・レシピのおすすめは?
チシャは焼肉を包んだりサラダとして食べることが多いですが、それ以外にも色々な活用方法があります。ここからはチシャを使ったおすすめのレシピを5品紹介します。
①チシャの焼肉包み
タレに漬け込んで焼いた豚ヒレ肉をチシャで包んで食べる、チシャの定番の食べ方です。濃い目に味付けをした豚ヒレ肉と淡泊な味わいのチシャがとても良く合います。
②サニーレタスのサラダ
サニーレタスを使って韓国料理のチョレギサラダを再現したレシピです。食べる直前にサニーレタスとドレッシングを和えてよく混ぜると、美味しくいただけます。
③サラダ菜の炒めもの
サラダ菜を使った炒めもののレシピです。サラダ菜のほかに牛肉やトマト、卵などの具を一緒に炒めれば、彩が良くなるだけでなく栄養価も高い一品に仕上がります。