アフタヌーンティーとハイティーの違いとは?同じ?発祥の由来・目的など比較して紹介!

アフタヌーンティーとハイティーの違いを知っていますか?今回は、発祥の由来や、〈時間・目的〉など特徴の違いをアフタヌーンティー・ハイティーで比較して紹介します。現代・昔のハイティーの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. アフタヌーンティーとは?
  2. アフタヌーンティー発祥の由来
  3. アフタヌーンティーの特徴
  4. ハイティーとは?
  5. ハイティー発祥の由来
  6. ハイティーの特徴
  7. 現代のハイティーと昔のハイティーの違い
  8. アフタヌーンティーとハイティーの違いとは?
  9. アフタヌーンティーとハイティーの違いを知っておこう

アフタヌーンティーとは?

アフタヌーンティーという食事のスタイルを時々耳にすることがありますが、そもそもアフタヌーンティーとはどのような食事のことを言うのでしょうか。ここでは、アフタヌーンティーの発祥の由来と特徴について解説します。

アフタヌーンティー発祥の由来

アフタヌーンティーとはイギリスの貴族の間で始まった軽食の習慣のことで、午後4時頃に紅茶と一緒にサンドイッチやケーキなどを食べることを指しています。もともとイギリスの貴族は、午前10時頃の朝食と午後8時頃の夕食を取るのが一般的な食習慣でした。

しかし、文明が進んで夜遅くまでオペラや観劇などを楽しむようになり、その結果夕食の時間が遅くなるようになってしまったのです。そこで、ある貴族の夫人が午後4時頃に紅茶と軽食を食べることを始めたところ、貴族の夫人たちの間でこのお茶会が人気になりました。

その後、ヴィクトリア女王がこのお茶会を気に入ったことから正式な貴族の社交の場として発展し、アフタヌーンティーと呼ばれるようになったのです。

アフタヌーンティーの特徴

アフタヌーンティーの特徴は、以下の通りです。

・午後4時頃から始まる
・紅茶と一緒にサンドイッチやケーキなどの軽食を食べる
・ローテーブルを使う
・貴族の習慣


アフタヌーンティーは客間や居間などで背の低いローテーブルのある空間で提供されることが一般的で、別名ローティーと呼ばれることもあります。お皿に盛り付けられたサンドイッチやケーキが2〜3段重ねのティースタンドに載せられている光景がお馴染みですが、広いテーブルであれば本来ティースタンドは使いません。

ハイティーとは?

アフタヌーンティーに対してハイティーと呼ばれる食事の文化もありますが、こちらはアフタヌーンティーと比べるとあまり知られていない食事のスタイルです。ここでは、アフタヌーンティーとは少し違ったハイティーの発祥の由来や特徴について解説します。

ハイティー発祥の由来

アフタヌーンティーがイギリスの貴族の間で始まった習慣であるのに対し、ハイティーはスコットランドの労働者や農民たちによって始まった文化です。もともと紅茶は貴族が飲む高級な飲み物として労働者や農民にとって手が届かないものでしたが、時代とともに紅茶が安価になり労働者や農民にも飲まれるようになってきました。

その結果、労働者や農民たちの夕食時に紅茶が飲まれるようになったのがハイティーの始まりであり、ハイティーとは夕食時に肉や魚などのボリュームのある食事と紅茶を飲むことを意味しています。

ハイティーの特徴

ハイティーの特徴は、以下の通りです。

・午後6時頃から始まる
・夕食として食事と一緒に紅茶を飲む
・ハイテーブルを使う
・労働者の習慣


ハイティーと言う呼び方の由来には諸説ありはっきりしたことは分かりません。その中のひとつにアフタヌーンティーがローテーブルを使うのに対して、ハイティーが背の高いハイテーブルを使うのに由来するという説もあります。

現代のハイティーと昔のハイティーの違い

労働者や農民の間で始まったハイティーですが、時代の変化とともにハイティーの認識も変わってきています。現在イギリスでハイティーと言うと、観劇などの前に食べる軽い夕食のことを指すことが多いようですが、それ以外の国ではハイティーの認識が多様化しているようです。

例えば、シンガポールでハイティーと言うとアフタヌーンティーのように紅茶と軽食が出され、さらに飲茶やアジア料理やアルコールがテーブルに並びます。日本でもこのシンガポールのハイティーの影響を受け、高級ホテルで紅茶・コーヒー・アルコールや様々な料理・スイーツがハイティーとして提供されています。

アフタヌーンティーとハイティーの違いとは?

アフタヌーンティーとハイティーは、それぞれのスタイルが多様化していく中で混同されていることもあります。ここでは、アフタヌーンティーとハイティーの違いを改めて押さえておきましょう。

・食事をする人
・食事の時間
・食事の内容
・食事の場所


アフタヌーンティーは貴族などの上流階級が、午後4時頃に部屋の中で低いテーブルを使い、客間や居間でゆっくりと楽しむ食事のことでした。アフタヌーンティーでの食事の内容は、紅茶とサンドイッチやケーキなど軽食が中心です。

また、ハイティーは労働者や農民などが、午後6時頃に家庭の食堂で高いテーブルを使ってとる食事のことでした。食事の内容は、紅茶のほかに肉料理や魚料理などボリュームのある料理が一般的です。このように、本来の意味でのアフタヌーンティーとハイティーは、全く異なる食文化なのです。

アフタヌーンティーとハイティーの違いを知っておこう

日本では混同されがちなアフタヌーンティーとハイティーですが、それぞれの成り立ちや意味には違いがあり、イギリスの食文化の歴史が反映されています。それぞれの意味や違いを知り、今後もアフタヌーンティーとハイティーを楽しみましょう。

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