「ピザ」と「ピッツァ」の違いとは?発祥・焼き方・食べ方など比較して紹介!
ピザとピッツァに違いはあるのでしょうか?同じ料理のようですが、違いはあります。今回は、ピザとピッツァの違いを〈歴史・味わい・焼き方・食べ方〉など特徴を比較して紹介します。日本のピザはピッツァなのかや、人気レシピもそれぞれも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ピザとピッツァって同じ料理?
ピザとピッツァの違いは、単なる呼び方だと思い込んでいる人が少なくないようです。しかし実際には、ピザとピッツァは同じ料理といえるのでしょうか。ここからは、ピザとピッツァの違いについて詳述します。
ピザとピッツァの違いは?
実はピザとピッツァには明確な違いがあるため、プロの料理人はしっかり読み分けているのが一般的です。ここでは、ピザとピッツァの違いを4つ紹介します。
①発祥の歴史
ピザとピッツァの一番の違いは、発祥地とその歴史です。先にできたのはピッツァで、16世紀のイタリアで発祥しています。19世紀になってイタリアからの移民がアメリカにピッツァを持ち込み、それが独特の食文化となってピザになりました。
②味わい・食感
イタリアのピッツァは高温の釜で短時間で焼き上げるため、表面はカリカリしていますが、中味はモチモチした食感で裏側にしっかりと焼き色がついています。一方のピザ生地はパンのように厚めのものが多く、食べ応えがあるのが一般的です。
③焼き方
イタリア発祥のピッツァとアメリカ発祥のピザは、焼き方にも違いがあります。イタリアでは石窯で焼いたものだけをピッツァと呼び、オーブンで焼いたものはピザに分類されます。アメリカではピザを鉄製のオーブンで焼くので、その焼き方によって名称を変えているようです。
④食べ方・マナー
イタリアでピッツァを食べる場合は、1人が1枚注文して食べきるのが基本です。その際には、ナイフとフォークを使い、切り分けながら上品に食べます。また冷めにくいように、切れ目を入れずに円形のまま料理として提供されます。
一方アメリカでピザを注文すると、ピザカッターでカットしたものが提供されますが、1枚がかなり大きめです。それを手づかみで豪快に食べるのが、ピザの食べ方の定番となっています。
(*アメリカのピザについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
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