七味唐辛子に大麻の種が含まれるって本当?栽培して発芽させたら麻薬になるの?

七味唐辛子には大麻が含まれるという噂は本当でしょうか?今回は、〈麻の実・唐辛子〉など、七味唐辛子の原料から「大麻の種」が原料にあるか検証し、栽培すれば大麻になるのかも紹介します。七味唐辛子の「麻の実」の食材としての栄養価・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 七味唐辛子に大麻の種が入ってるって本当?
  2. 七味唐辛子の原料から見ていこう
  3. 七味唐辛子の原料「麻の実」は「大麻の種」?
  4. 「麻の実」が「大麻の種」というのは本当
  5. ただし「麻の実」は発芽しないよう処理されており栽培しても大麻にはならない
  6. 七味唐辛子の「麻の実」は栄養価が高い食材?
  7. ①タンパク質
  8. ②鉄分
  9. ③食物繊維
  10. ④必須脂肪酸
  11. ⑤カルシウム
  12. ⑥マグネシウム
  13. ⑦亜鉛
  14. 七味唐辛子に入ってる大麻の種は問題ない

③食物繊維

麻の実には食物繊維も多く含まれているため、便秘の改善や腸の調子を整える効能があります。また、血糖値の上昇を抑える、血中のコレステロール値を下げる効果も期待できるので、生活習慣病の予防にも役立つでしょう。さらに、腸には多くの神経細胞が集まっており、交感神経、副交感神経を通して脳とも密接にかかわりを持っています。

④必須脂肪酸

麻の実には必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6がバランスよく含まれています。2つとも体内で作り出すことはできないですが、不足すると免疫低下、肌荒れ、脱毛の原因となります。麻の実に含まれる油分の80%は必須脂肪酸からできているため、効率よく摂取することができるでしょう。

⑤カルシウム

カルシウムは骨や歯の成長に欠かせない栄養素ですが、その他にも血圧のコントロール、神経興奮を抑える効果があります。子供の成長、大人の健康な体作りにも麻の実はとても効果があります。七味唐辛子を普段の料理に加えて不足しがちなカルシウムを補うのも良いでしょう。

⑥マグネシウム

麻の実に豊富なマグネシウムには骨の強化と弾力性を与える効果があり、筋肉の働きをスムーズしてケガの防止に役立ちます。また、血管を拡張する作用があり血圧を下げたり、血栓を作りにくくします。マグネシウムが不足すると、高血圧、糖尿病などの生活習慣病や動脈硬化、心疾患などのリスクを高めるので注意しましょう。

⑦亜鉛

亜鉛は新陳代謝、エネルギー代謝の活性化、免疫の向上に深くかかわっています。麻の実のような植物の種子や穀物に多く含まれているので日常的に食べる習慣を身につけましょう。

亜鉛にはタンパク質の体内への吸収を助け、皮膚や髪の毛のトラブルを改善してくれる働きがあります。また、新陳代謝の活性化は子供の成長には特に重要で、亜鉛の不足は成長不良や免疫低下の原因となるので注意しましょう。

七味唐辛子に入ってる大麻の種は問題ない

七味唐辛子に含まれる大麻の種は、人体に全く影響はなく食べても問題ありません。また、大麻の種は良質なたんぱく質、必須脂肪酸、不足しがちなミネラルなどの栄養分を豊富に含んでいます。料理の味を引き立ててくれ、毎日の食卓に欠かせない調味料の七味唐辛子を、いろいろな料理に合わせて楽しんでみましょう。

関連する記事