新蕎麦は「秋蕎麦・夏蕎麦」の年2回!時期や味わい・産地など特徴の違いを比較して紹介!

新蕎麦とはどんな蕎麦か知っていますか?今回は、新蕎麦を<秋蕎麦・夏蕎麦>別に時期や味わい・風味など特徴などを紹介します。「常睦蕎麦」で有名な「茨城県」などの新蕎麦の名産地も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 新蕎麦とは?どんな蕎麦?
  2. 新蕎麦は夏・秋に収穫された蕎麦の実で作る蕎麦を指す
  3. 新蕎麦「秋蕎麦」の特徴は?
  4. 「秋蕎麦」の味わい・風味など特徴
  5. 「秋蕎麦」の名産地
  6. 新蕎麦「夏蕎麦」の特徴は?
  7. 「夏蕎麦」の味わい・風味など特徴
  8. 「夏蕎麦」の名産地
  9. 新蕎麦を二度楽しもう

新蕎麦とは?どんな蕎麦?

新蕎麦は、蕎麦屋に行くと年に何度か見かけますがどんな蕎麦か知っていますか?新蕎麦は年に2度楽しむことができます。ここでは新蕎麦がどんな蕎麦なのかを説明します。

新蕎麦は夏・秋に収穫された蕎麦の実で作る蕎麦を指す

新蕎麦とは蕎麦の実の収穫から提供までの期間が1~2カ月程度の蕎麦を表す言葉で、以下の2種類があります。

秋蕎麦(常陸(ひたち)秋そば・上州秋そば):10~12月
夏蕎麦(しなの夏そば):4月上旬~8月中旬ころ

秋蕎麦の有名な産地は茨城県の常陸(ひたち)秋そばや群馬県の上州秋そばなどです。夏蕎麦の有名な産地は長野県のしなの夏そばで、実の種まきから収穫まで約2カ月半かかります。9~11月に収穫された蕎麦の実で作られた蕎麦は秋新(あきしん)、6~8月に収穫された蕎麦の実で作られた蕎麦を夏新(なつしん)と別名で呼ばれています。

新蕎麦「秋蕎麦」の特徴は?

新蕎麦の特徴は、どのようなものがあるのでしょうか。秋蕎麦の味わい・特徴について解説します。夏蕎麦と秋蕎麦では、異なるもののようです。

「秋蕎麦」の味わい・風味など特徴

秋蕎麦は良い香りの風味と深い味わいがあり、見た目のきれいな緑色と濃厚さを楽しむことができます。香り高い秋蕎麦は、江戸時代の食通たちをも唸らせる程のものと称されてきました。秋蕎麦のブランド品種の常陸(ひたち)秋そばは、芳醇で豊かな香りとほんのりとした甘さがあり、玄そばの最高峰としてその名が知られています。

Twitterの口コミ

茨城の常陸秋蕎麦は最高です♪
今回は食べる時間無かったけど😭
夕暮れ時、黄金に染まった蕎麦の花。
今日もお疲れさま☆彡.。
#茨城が美しい
#東京カメラ部
#フォトポケ

.*GoodNight☪︎ *.

Twitterの口コミ

【常陸秋蕎麦 筑山亭 かすみの里@土浦】
天せいろ(脱皮そば)+追加せいろ(挽きぐるみ)+はちみつプリン+韃靼そばふりかけ
休日出勤のご褒美✨美味しい蕎麦を頂きに🎵コシがありパツンとした歯ごたえの蕎麦❗️追加せいろも旨し✨今度は同時に食べ比べしてみたい🎵プリンでほっこり☺️👍✨ふりかけも楽しみ😋

「秋蕎麦」の名産地

茨城県は昼夜の寒暖差の大きさや水はけの良い土地など蕎麦の実を育てるのに適した条件が揃った場所で、全国有数の名産地になっています。茨城県で作られた秋蕎麦の有名なブランド品種の常陸(ひたち)は選抜育成法という作り方によって育てられました。

茨城県のそばの歴史は長く、江戸時代から現在まで茨城県が全国で有数のそばの産地として知られています。茨城県では1978年からブランド品種の育成に取り組んでおり、ブランド新種となる常陸秋そばが誕生しました。

新蕎麦「夏蕎麦」の特徴は?

夏蕎麦の特徴はどのようなものなのでしょうか。夏蕎麦だからこそ楽しめる味わい・風味などがあります。ここでは夏蕎麦の味わい・風味などの特徴を解説します。

「夏蕎麦」の味わい・風味など特徴

夏蕎麦は、秋蕎麦と比べて清涼感のある風味が楽しめます。蕎麦の香りは淡いのが特徴で、夏の暑い時期にも食べやすさを感じる格別な味わいになっています。秋蕎麦と並び、味わい・風味も人気の蕎麦で、暑い夏に食欲がない時期でも秋蕎麦に比べて濃厚さがないのでとても食べやすい蕎麦です。

Twitterの口コミ

そばが旬の時期といえば秋が一般的ですが、実は夏に収穫する夏そばもまた美味しい😋真夏の太陽をいっぱい浴びて育つから生育が早い。淡い香りと清涼感を感じる若々しい味わいが夏蕎麦の特徴でしょうか。

Twitterの口コミ

高崎市【叶家】さん
夏蕎麦10割+かき揚げ丼

うっすら緑色の新蕎麦♪
儀式の様にそのまま、つゆ浸けて、薬味入れて堪能⤴
蕎麦湯もうっすら緑でいつのも通り濃い!ポタージュですね😍おかわりしちゃった😋
身体に良いに決まってます❗
かき揚げ丼もコスパ良すぎ😂ありがたいです🙇

「夏蕎麦」の名産地

夏蕎麦の名産地としては、長野県や北海道、茨城県が有名です。主な生産地は北海道で、蕎麦の収穫の半分以上が北海道で収穫されていますが、年に一度しか蕎麦の実が収穫されないため夏蕎麦と秋蕎麦の区別は差がありません。

長野県の気候に適した品種で育てられた蕎麦はしなの夏そばといわれ、そばの実の生育期間は50日間と短いのが特徴です。播種(はしゅ)は作物の種子をまくことですが、しなの夏そばは播種(はしゅ)から収穫までの期間が50日間という短い期間で収穫することができます。

ほか、夏蕎麦には茨城県今市市の日光夏そばというブランドもあり、こちらは2010年から始まった蕎麦の品種で緑がかった色鮮やかな蕎麦です。常睦(ひたち)秋そばを収穫した畑では夏になると収穫の際に落果したものが自然に生えてきますが、その味は秋蕎麦には及ばないと言われています。

新蕎麦を二度楽しもう

今回は秋蕎麦と夏蕎麦の収穫時期や味わい・特徴など違いを比較し紹介しました。新蕎麦はその時期だからこそ楽しめる味わいや風味がある蕎麦です。秋蕎麦と夏蕎麦は実が収穫される時期によって味わいや風味が異なります。ぜひその違いを年に2度楽しみ、夏蕎麦と秋蕎麦の味わい・風味の違いを楽しんでください。

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