はったい粉とは?カロリー・糖質や栄養価は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】はったい粉とはどんな粉か知っていますか?原料は何なのでしょうか。今回は、はったい粉の名前の語源や地域別の名称のほか、カロリー・糖質なども紹介します。はったい粉の栄養成分・効能〜食べ方・活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
亜鉛が不足するとインスリンの分泌が減少して血糖値が上昇することが明らかになっています。はったい粉には小麦粉と比較して約12倍の亜鉛が含まれており、糖尿病の患者が亜鉛を摂取すると糖尿病の指標となる血糖値やヘモグロビンA1cの値が低下する効果が期待できます。(※4)
はったい粉の食べ方は?
はったい粉はどのように食べるとよいのでしょうか。ここでは、はったい粉のおすすめの食べ方を紹介します。
はったい粉をそのまま食べるより料理に使って取り入れるのがおすすめ
日本では昭和40〜50年代頃まで、はったい粉を貴重なおやつの材料として食べてきました。また、落雁やまんじゅうなどの和菓子の材料としてもはったい粉は重宝されてきました。素朴な美味しさを持つはったい粉は、そのまま食べるより料理やおやつの材料として使ってみることをおすすめします。
はったい粉の活用レシピ
はったい粉は栄養面での効果・効能が期待できるほか、素朴な味わいが特徴の食材です。小麦粉の一部をはったい粉に置き換えるだけで、色々な料理やおやつに応用できます。ここでは、はったい粉を活用したおすすめのレシピを紹介します。
①味噌蒸しパン
味噌やはったい粉の風味が懐かしい気分を引き出してくれる、素朴な美味しさの蒸しパンです。材料に豆乳やおからも含まれるので食物繊維が豊富で腹持ちのよいおやつです。
②水ようかん
はったい粉と寒天で作る、ミネラルや食物繊維がたっぷり含まれた水ようかんです。はったい粉の香ばしさを感じる味わいで、さっぱりとしているので暑い日のおやつにおすすめです。
③わらび餅
同量のはったい粉と葛粉で作った、もちもちとして食べ応えのあるわらび餅です。黒蜜ときな粉をトッピングすると、さらに栄養価がアップします。