ヒイラギは釣り人に嫌われる魚?毒があるの?捌く注意点や食べ方のおすすめを紹介!
ヒイラギという魚を知っていますか?あまり食べられることがありませんが、毒などあるのでしょうか?今回は、ヒイラギの〈見た目・旬の時期・味わい〉など特徴や〈ぬめり・棘〉など釣れた時の注意点も紹介します。ヒイラギの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ヒイラギはよく釣れる魚ですが、釣れた時や掴むときに注意しないと怪我をしてしまうことがあります。ここではヒイラギを扱う上での注意点を説明します。
①体表のぬめり
ヒイラギにはウロコが少なく、釣れると大量の粘液を出して体を保護しようとします。クーラーボックスに他の魚と同じように入れてしまうと粘液でドロドロになってしまうので、釣り上げた後で調理する予定ならば、別の入れ物や袋などを用意すると良いでしょう。
②腹・背などヒレの棘
ヒイラギは小さい魚ですが、棘が鋭く、誤って刺さると非常に痛いので注意が必要です。粘液で滑りやすくなっているので、調理するときや釣り針を外すときには手袋やタオルを使って掴むと良いでしょう。
ヒイラギの美味しい食べ方・レシピのおすすめ
ここまでヒイラギを扱う時の注意点について紹介しましたが、ここからはヒイラギに合う調理法やおすすめのレシピを3つ紹介します。
ヒイラギに合う調理法
釣り人には嫌われるヒイラギですが、美味しい調理法としては以下があります。
・唐揚げ
・南蛮漬け
・刺身
・煮付け
・味噌汁
・干物
小ぶりサイズのヒイラギを調理するなら、頭から尻尾まで食べられる唐揚げや南蛮漬けがおすすめです。15cmサイズの大きなヒイラギの調理なら刺身や煮付けが良いでしょう。ヒイラギは味が染みこみやすい魚なので小さいサイズのヒイラギでも煮付けは美味しくできます。
ヒイラギの大きさに関わらずおすすめなのは味噌汁と干物です。味噌汁は出汁があまり出ませんが白身を楽しむことができ、干物は骨ごと食べられるのでカルシウムを摂れます。
レシピ①ヒイラギの唐揚げ
ヒイラギは頭とはらわたを取り、170℃の低温でじっくり揚げると唐揚げとして骨まで食べられます。ヒイラギは下処理として塩をまぶして洗い落とすようにしてぬめりを取りましょう。
レシピ②ヒイラギの煮付け
こちらは柔らかく甘みのあるヒイラギの白身を楽しめる煮付けのレシピです。たくさん獲れたときにまとめて煮付けを作るのも良いでしょう。