牛脂の賞味期限の目安は?腐るとどうなる?冷蔵・冷凍で日持ちさせる保存法も紹介!
牛脂の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、牛脂の賞味期限を〈製造方法・保存容器〉別に比較し、賞味期限切れでもいつまで食べられるのかも紹介します。牛脂の賞味期限を伸ばす保存法や、期限切れ・腐るとどうなるかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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出典: @kode_ra6
賞味期限切れの牛脂は以下のようになっています。
・異臭がする
・涼しい場所にも関わらず溶けている
・崩れやすい
・カビが生えている
牛脂は精製・未精製に関わらず賞味期限が切れると上記のような異変が現れます。上記のような状態になった牛脂を食べると健康を害してしまう恐れがあるので、食べずに廃棄しましょう。また、気づかずに食べてしまったた場合はその後体調を注意深く観察し、ひどい下痢などが見られる場合は医療機関の受診も検討してください。
牛脂の賞味期限を伸ばす保存法は?
牛肉は早めに食べたほうが良いものの、冷凍保存すれば1ヶ月持つと言われています。牛肉と一緒に牛脂を使いたい場合は、牛脂もできる限り賞味期限を伸ばして保存したいものです。牛脂の賞味期限を伸ばすにはどう言った保存方法が良いでしょうか。
牛脂の常温保存はNG
牛脂は30度から35度程度の温度で溶け出すため、常温での保存はできません。仮に涼しい場合でも、光や酸素によって牛脂が酸化や劣化を起こすことがあるので、購入後はできるだけ早く冷蔵庫で保存するようにしましょう。
牛脂は冷蔵保存がおすすめ
牛脂に最も適した保存方法は冷蔵だと言われています。冷凍したほうが日持ちするように感じるかもしれませんが、冷凍すると硬くなって使いにくくなるうえ、霜や常温から出した時の結露で水分がついて劣化しやすくなります。
冷凍では1ヶ月程度日持ちするものの、1ヶ月も保存すれば牛脂の特徴であるコクや風味は落ちていくので、冷凍保存で長期保存してもあまりメリットはないと言えるでしょう。
ただし、冷蔵保存が最適とはいえ、酸化や劣化は長期的には防げません。使うときにはできるだけ早く使用し、使い切る量を把握したうえで購入、もらうようにしましょう。特に瓶入りや一斗缶などの多量に入っているものを家庭で購入する時には注意が必要です。ちなみに、スーパーで配布している牛脂を使うタイミングは受け取ってから1日から2日と言われています。
牛脂の賞味期限に注意しよう
牛脂は牛肉を使った料理にコクを出し、いっそう美味しくしてくれる調味料ですが、冷凍でも冷蔵でも長期の保存は難しいようです。容器の種類や使う頻度、精製か未精製かなど使うときの条件に応じて賢く選んでいくと、牛脂を無駄にすることなく使い切れるので上手に選ぶようにしましょう。