ソイとはどんな魚?味わいや値段は?食べ方・レシピのおすすめを紹介!

ソイはどんな魚か知っていますか?見聞きしたことがないという人も多いかもしれません。今回は、ソイの〈旬・産地〉など生態や値段・味わいなど特徴のほか、〈黒ソイ〉など種類も紹介します。ソイの捌き方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ソイとはどんな魚?値段は高め?
  2. ソイの旬・産地など生態
  3. ソイの名前の由来
  4. ソイの値段
  5. ソイの味わい
  6. ソイの種類は?
  7. ①黒ソイ
  8. ②マゾイ(キツネメバル)
  9. ③シマゾイ
  10. ソイの捌き方は?
  11. ソイのアニサキス・寄生虫には注意
  12. ソイの食べ方・料理レシピのおすすめは?
  13. ①ソイの刺身
  14. ②ソイの炙り刺身
  15. ③ソイの煮付け
  16. ④ソイのアラ汁
  17. ⑤ソイの塩焼き
  18. ソイを食べてみよう

ソイとはどんな魚?値段は高め?

出典:https://twitter.com/miyagituriblog/status/1361517030776532996?s=20

ソイは全国的にはあまりなじみがないかもしれませんが、北海道や東北地方ではよく知られた魚です。ソイを見たことも聞いたこともない人のために、ソイの旬や産地、気になる味わいなどを紹介します。

ソイの旬・産地など生態

ソイはほぼ通年流通していますが、初秋から春にかけての比較的寒い時期が美味しく、特に大型になるほど脂がのって味が良いとされています。種類によって旬の時期に差があるため、長い期間楽しむことができる魚です。

ソイの生息域は広く、北海道から九州まで日本全国の海で見られる魚です。中でも北海道や東北地方の漁獲量が多く、三陸などでは養殖もおこなわれています。水深50mから100mの岩礁に生息し、小型の時にはカニやエビなどの甲殻類、大型になってくると小魚を丸ごと飲み込んでしまいます。防波堤からも簡単に釣れ食べても美味しい魚なので、釣り人にも人気です。

ソイの名前の由来

ソイはいそいお(磯魚)が変化して、ソイと呼ばれるようになったと言われています。磯魚とは岩礁にすむ魚のことで、ソイの生態をそのまま表した言葉です。ソイには、スイ、スエ、ガヤなどといった地方名も多く存在します。

ソイの値段

ソイの値段は種類によって差がありますが、北海道で北の鯛と呼ばれる黒ソイは高級魚として扱われることが多い魚です。平均的な30cm前後のソイは1kgあたり1500円から3000円で取り引きされていて、大型になるほど高値が付きます。ソイはメバル科メバル属に分類されますが、メバルよりもやや高値で取り引きされます。

ソイの味わい

ソイのヒレや顔には棘があり、ゴツゴツとした見た目ですが、身は透明感があり癖のない繊細な味わいの白身魚です。真鯛があまり獲れない北海道では北の鯛とも呼ばれ、特に大型のものは脂がのっていて身も適度な歯ごたえがあり人気があります。ソイは身だけでなくアラからも良いだしが出るので、アラ汁や味噌汁として食べても美味しい魚です。

ソイの種類は?

ソイはスズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属に分類され、主に8種類いるとされています。しかし、魚体の色や模様がよく似たものも多く、プロでも見分けるのが難しいと言われています。ここでは代表的なソイを、見分け方などの特徴を交えて3種類紹介しましょう。

①黒ソイ

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黒ソイは北海道や東北などの日本海側が主な産地で、名前の通り体が黒くまだら模様があります。黒ソイは通年獲れる魚ですが、旬は12月から2月頃の冬とされています。

メバル属なので体形はメバルによく似ていて、体の大きさに対して頭やヒレが大きめです。生息域によって体の色や模様に違いがありますが、他のソイと違い黒ソイの口と目の間には3本の棘があるのが特徴です。黒ソイの成魚は体長30cm前後のものが多いですが、中には60cm近くまで成長した大きなソイもごく稀に見られ、美味とされて高値で取り引きされます。

②マゾイ(キツネメバル)

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黒ソイとよく似ていて見分けるのが難しいと言われているのがマゾイで、黒ソイと同様冬に旬を迎えます。マゾイは別名キツネメバルとも呼ばれ、黒ソイとマゾイの見分け方は口と目の間にある棘で、黒ソイは3本棘があるのに対しマゾイにはありません。

プロでも見分けるのが難しいため、市場では黒ソイとマゾイを区別せずにソイとして出荷されることも多いようです。マゾイは体長30cmから45cmと黒ソイよりもやや大きく、味わいは黒ソイよりも良いとされ人気です。刺身など生食も美味しいですが、加熱すると身離れがよくホロホロとした食感が楽しめます。

③シマゾイ

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黄色みがかった魚体と背中の縞模様が特徴的なのが秋から冬にかけて旬を迎えるシマゾイで、生息する海域によって赤褐色や緑がかった魚体のシマゾイも存在します。マゾイと同様、口と目の間には棘がありません。黒ソイやマゾイと違い、魚体の色や縞模様で種類の判別が容易なため、市場では比較的認知度の高いソイだと言われています。

取り引き価格は黒ソイやマゾイに比べてやや低めです。安価で取り引きされますが、決して味が劣るわけではなく、黒ソイなどと同様に癖のない上品な白身の魚です。シマゾイの成魚は約30cmで、皮目に旨みがあると言われています。そのため刺身で食べる時には皮を引かず、湯引きにしたり皮目を軽く炙ったりして食べるのがおすすめです。

ソイの捌き方は?

ソイは身を食べて美味しいだけでなくアラからも良いだしが出るので、自宅で捌いて丸ごと味わうのがおすすめです。ソイを捌く手順は以下の通りです。

【捌く手順】
1.ウロコを取り水洗いする
2.胸ビレから包丁を入れ頭を落とし、腹を裂いて内臓を取り出す
3.腹側から中骨に沿って背骨まで包丁を入れ、背ビレ側からも骨に沿って包丁を入れる
4.尾の付け根を持ち背骨に沿って尾から頭側に向かって包丁を進め身をはがし、尾の方も切り離す
5.裏面も同様に身を下ろす
6.腹骨は包丁を寝かせるようにしてすき取る
7.皮を下にして置き尾側から皮と身の境目に包丁を入れ、皮を抑えて包丁を前後に動かしながら皮を引く
8.中心部に残っている骨は切り落とすか骨抜きで抜く


捌く際、ソイのヒレや口付近には鋭い棘があるので、ウロコを取る時に刺さらないように注意してください。また、身をはがす時は刃先が骨に当たる感覚を感じながら包丁をゆっくり進めると、骨に身が残らないでしょう。

ソイのアニサキス・寄生虫には注意

ソイにはアニサキスなどの寄生虫がいる可能性があるので、捌いた身に寄生虫がついていないか必ず確認するようにしてください。生きているアニサキスを誤って食べてしまうと、激しい胃痛などを起こす可能性があります。

なお、アニサキスや寄生虫は加熱処理や冷凍処理を施すことで死滅するので、心配な場合は加熱して料理するか、生食する場合も48時間以上冷凍することをおすすめします。

ソイの食べ方・料理レシピのおすすめは?

ソイは刺身で食べるのはもちろんのこと、加熱してもフワフワと柔らかい食感で美味しく食べられます。癖がなく上品な白身なので色々な味付けに合う万能な魚です。ここではソイのおすすめの食べ方を5つ紹介します。

①ソイの刺身

出典:https://cookpad.com/recipe/5999816

新鮮なソイが手に入ったらぜひ試してほしいのが刺身です。ソイは北海道では刺身や寿司ネタとしてとても人気のある魚です。獲れたてのソイの身はプリプリと弾力があり、2、3日冷蔵庫で寝かせると熟成したソイの旨みが感じられます。

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②ソイの炙り刺身

出典:https://cookpad.com/recipe/4878245

ソイは皮目も美味しいと言われる魚なので、皮を残したまま炙り刺身にするのもおすすめです。ソイの皮はやや厚めなので、しっかりと炙った方が良いでしょう。炙ることで香ばしさが加わり、皮を引いた刺身とはひと味違う美味しさが楽しめます。バーナーがない場合はガスコンロの火で炙っても大丈夫です。

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③ソイの煮付け

出典:https://cookpad.com/recipe/3520576

ソイの癖のない繊細な白身は、醤油と砂糖の甘辛い煮汁にもよく合います。生姜を加えることで魚独特の生臭みも気にならず、ごはんにもお酒にも合う一品に仕上がります。一尾丸ごと煮付けにする時は皮目に切り込みを入れることで火通りがよくなり、味も染み込みやすくなるので忘れずに入れましょう。

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④ソイのアラ汁

出典:https://cookpad.com/recipe/4859165

ソイは身が美味しいのはもちろんアラからも良いだしが出るので、アラも捨てずに汁物にして食べるのがおすすめです。アラでだしを取った味噌汁も美味しいですが、塩仕立てのアラ汁ならソイの脂の旨みを存分に味わうことができます。

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⑤ソイの塩焼き

出典:https://cookpad.com/recipe/5856382

ソイをシンプルに味わいたい人におすすめなのがソイの塩焼きで、皮目の香ばしさと身の柔らかさが同時に堪能できます。よりさっぱりと食べたい人は大根おろしやすだち、レモンなどを添えても良いでしょう。ソイは塩を振ってしばらく置いて出てきた水分をふき取ってから焼くと、生臭さのない美味しい塩焼きになります。

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ソイを食べてみよう

ソイは寒い季節に旬を迎える上品な味わいの白身魚です。棘のある見た目からは想像できないきれいな白身は、生食でも加熱してもどちらでも美味しく食べられます。捌き方のポイントやおすすめのレシピを参考に、ぜひソイを食べてみてください。

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