マイクロトマトとは?味わい・栄養価など特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】マイクロトマトはどんな野菜か知っていますか?世界一小さいトマトとして知られています。今回は、マイクロトマトの〈味わい・旬・栄養価〉など特徴や、どこに売っているのかも値段も含めて紹介します。マイクロトマトの育て方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
いつでもスーパーで手軽に購入できる大玉トマトやミニトマトと違い、極小のマイクロトマトは旬の時期でも中々見かけない珍しいトマトです。希少価値の高いマイクロトマトをどこで、どれくらいの値段で購入できるか解説します。
マイクロトマトの値段は少しお高め
マイクロトマトは主にインターネット通販サイトから購入でき、100gあたり450円~3000円と幅広い値段で売られています。ミニトマト、大玉トマトはそれぞれ1パックで150円~350円くらいで、さらにクール便の送料の1400円弱と合わせることを考えると、普通のトマトに比べて少しお高めです。
このようにマイクロトマトは比較的高価なので、記念日やなどの特別な料理に使われることが多いようです。また、現在は栽培している農家が少なく、希少価値が高いので値段も上がってしまいます。
マイクロトマトは通販で買うのがおすすめ
流通量が少なく、いつスーパーに出回るかわからないマイクロトマトを確実に手に入れるには通販で買うのがおすすめです。地域によっては届くまで時間がかかることもあるので、欲しい場合は計画的に購入しましょう。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておけば1週間くらい鮮度を保てます。
マイクロトマトの育て方・栽培方法
購入すると高いマイクロトマトですが、ミニトマトと同じように家庭菜園で簡単に収穫できる初心者向けの野菜なので、自宅で育ててみるのもおすすめです。マイクロトマトのタネや苗の入手法、栽培に必要なものや育て方を解説します。
マイクロトマトの栽培に必要なもの
マイクロトマトの苗をプランターで育てる場合に必要なものは以下の通りです。
・マイクロトマトの苗
・深型プランター
・鉢底石
・野菜用培養土
・化成肥料
・苦土石灰
・支柱とネット
・移植ごて
苗はホームセンターやネットで購入でき、種から育てるよりも早く収穫できておすすめです。良い苗を選ぶポイントは本葉が濃い緑で7枚以上付いていることと、茎が太くまっすぐに伸びていることなので、複数の苗がある場合は見比べてみてください。
マイクロトマトの育て方
マイクロトマトの植え付け時期は、霜の心配がなくなる4月中旬から5月中くらいが適しています。培養土と化成肥料、苦土石灰を鉢底石を敷いたプランターに入れてよく混ぜ、苗を植え付けたっぷり水をやり、日当たりと風通しの良い場所に置いて下さい。草丈30cmくらいになったら支柱に誘引しますが、支柱は合掌式に立てネットを被せると安定します。
土の表面が乾いたら鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりをします。実が付いてからは、根腐れを防ぐために、葉が少ししおれてきたタイミングでにたっぷり水をやります。マイクロトマトに実が付き始めたら、化成肥料10gで1回目の追肥をし、それ以降は2週間おきに同じ分量の追肥をしましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
アブラムシやヨトウムシといった病害虫に注意しましょう。5月下旬頃より2週間に1回ペースで、殺虫剤を散布してください。
マイクロトマトの食べ方・レシピのおすすめ
小さくてもしっかりとトマトの味があり、栄養価も高いマイクロトマトはどんな食べ方があるのでしょうか。マイクロトマトの特徴を活かしたおすすめレシピを紹介します。
①ツナと焼きなすの冷麺
玉ねぎはなるべく薄くスライスすると辛みが早く抜けて時短になります。麺はお好みで中華麺にしても美味しく、マイクロトマトを散りばめると一層華やかになり、さっぱりと食べられます。