マイクロトマトとは?味わい・栄養価など特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】マイクロトマトはどんな野菜か知っていますか?世界一小さいトマトとして知られています。今回は、マイクロトマトの〈味わい・旬・栄養価〉など特徴や、どこに売っているのかも値段も含めて紹介します。マイクロトマトの育て方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マイクロトマトとは?どんな野菜?
マイクロトマトという極小のトマトをスーパーなどで見かけた経験がある人も多いかもしれません。ここからはマイクロトマトは普通のトマトやミニトマトとどんな違いがあるのか、その特徴や味について紹介します。
マイクロトマトは世界一小さいトマト
マイクロトマトはミニトマトよりも更に小さい、直径5mm~1cmほどの極小トマトです。赤色、黄色、緑色の3種類ありますが、緑色はとても珍しく滅多に市場に出回らず、その小ささと色味を活かしてサラダなどの飾りつけに人気です。2000年頃から出回り始めた新しい品種で、流通量が少ないのでスーパーでもあまり見かけない珍しいトマトです。
マイクロトマトの糖度・味わい
世界最小トマトとして知られているマイクロトマトですが、小さくてもしっかりとトマトの味がします。糖度が高く8~10度くらいあり、大玉トマトの4~6度、ミニトマトの6~10度に比べて高いためフルーツトマトに似た味がします。小さいのでプチっと弾ける独特の食感が楽しめるのも特徴です。
マイクロトマトの旬の時期・産地
マイクロトマトの旬の時期は普通のトマトと同じように夏なのでしょうか。また、スーパーで見かける機会が少ないマイクロトマトが、日本のどのあたりで生産されているのかも見ていきましょう。
マイクロトマトの旬の時期
マイクロトマトの旬の時期は他のトマトとほとんど同じで、5月~9月くらいに出回りますが、ハウス栽培のものは1年中手に入れることができます。スーパーでマイクロトマトを選ぶ時は、茎が緑色で実がしっかり色づいてハリがあるものがおすすめです。
マイクロトマトの主産地
マイクロトマトは愛知県発祥の極小トマトで、ミニトマトから品種改良したわけではなく、偶然できたものを農家の人が栽培し始めたそうです。現在も愛知県で生産されていますが、生産者が少ないため大量生産ができず定期的に出荷できないのが現状です。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
マイクロトマトは、愛知県の9軒ほどの農家さんだけで作られているとか。また現在、日本国内では他に出荷ベースで栽培に取り組んでいる地方はないそうです。
マイクロトマトの栄養価・効能は?
マイクロトマトには以下のような栄養素が含まれます。
・ビタミンC
・ビタミンE
・カリウム
・リコピン
・βカロテン
極小サイズのマイクロトマトに含まれる栄養素の種類は普通のトマトと同じですが、リコピン、βカロテン、ビタミンCは約2~3倍も含まれています。これらの栄養素は抗酸化作用が強く、老化や癌の予防効果が期待できる他、免疫力を高めストレスへの抵抗力を高めることが知られています。