ハガツオはどんな魚?カツオとの違いは?旬の時期や食べ方・レシピ10選を紹介!
ハガツオ(歯鰹)とはどんな魚か知っていますか?今回は、ハガツオの<味・旬・値段>など特徴やカツオとの違いを紹介します。ハガツオの捌き方や注意しなくてはならない寄生虫のこと、ハガツオの食べ方や絶品料理レシピ10選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ハガツオ(歯鰹)とは?
ハガツオはカツオの仲間の魚で、頭がカツオよりも細長いため、キツネガツオとも呼ばれます。あまり認知度の高い魚ではありませんが、実はかなり美味しい魚で、カツオよりも美味しいとも言われています。そのように聞けば、俄然食べてみたくなった方も多いかもしれません。そこで、別名キツネガツオと言われるハガツオについて詳しく紹介します。
ハガツオの特徴は?
ハガツオはスズキ目サバ科の魚で、外見はカツオに似ており、体長は約1mで銀色の体に黒い縞模様が入っています。生息域は日本周辺と西太平洋・インド洋など広範囲ですが、日本では安定的に獲れないことも認知度が低い原因のようです。
ハガツオの味
ハガツオは年間通して味がよく、カツオとサワラの中間のような味です。臭みがほとんどなく旨みがあるので、生のままお刺身にするのが一番美味しいです。一方、加熱すると身が硬くなりパサつくため、塩焼きのようなシンプルな食べ方ではなく竜田揚げなど油を使った料理に合います。
Twitterの口コミ
☘️#おうちごはん☘️
🍱#お刺身🍱
▪️#ハガツオ のお造りとタタキ、#炙りダコ だよ☺️
▪️ハガツオ最高だね‼️クセがなくモチモチで舌に馴染む食感❗️濃い味で後味も爽やか‼️皮の炙り目も絶品😆
▪️#タコ は生感と香ばしさの絶妙な調和‼️
▪️おいしかったお😋
#Twitter家庭料理部 #飯テロ #お腹ペコリン部 #自炊
ハガツオの収穫期の旬と味の旬
ハガツオがもっとも獲れる時期は夏から秋になります。しかしハガツオに脂が乗って美味しくなる旬の時期は、秋から冬で、この時期の日本での漁獲量は残念ながら多くありません。美味しい時期のハガツオは数が少ないため、貴重と言えます。
ハガツオの値段
ハガツオは一尾1キロくらいのもので売値が1500円から1800円ほどです。カツオは一尾2キロくらいのもので6000円ほどなので、ハガツオはかなり安く感じます。ハガツオの漁獲量はカツオより少ないですが、値段が安くて味がいい、お得な魚です。
ハガツオの栄養
ハガツオには健康に良いと言われる栄養素が豊富に含まれています。主に筋肉や骨になるタンパク質が豊富で、この成分は特にダイエット中の方や、成長期の子どもは積極的に摂取したいものです。
他にも高血圧や動脈硬化など成人病予防に効果が期待できるDHAとEPAや、カルシウムの吸収を促進してくれるビタミンD、貧血予防に効果的な鉄分などが含まれています。
ハガツオとカツオの違いは?
日本では認知度がまだ低いハガツオ、別名キツネガツオについて説明してきましたが、人気の高いカツオとの違いについて紹介します。
名前の通り歯の形が大きな違い
カツオもハガツオも同じスズキ目サバ科の魚で、外見は似ていますが、見比べると頭がカツオよりも細長く、これが別名キツネガツオの名前の由来です。ハガツオとは漢字で「歯鰹」と書きます。この名前の由来通り、ハガツオには鋭い歯が沢山生えています。カツオを含めてサバ科の魚は、歯が小さくて目立たないのですが、ハガツオは例外です。
日本では古くはキツネガツオと呼ばれていましたが、この外見のため、ハガツオと呼ばれるようになりました。もう一つ、カツオとハガツオの外見の違いとしてあげられるのが、カツオの特徴の縞模様についてです。ハガツオの体の上半分には黒い縞模様がありますが、カツオには全体に縞模様があり、背中側よりも腹側の方がはっきりとして目立っています。