ハガツオはどんな魚?カツオとの違いは?旬の時期や食べ方・レシピ10選を紹介!
ハガツオ(歯鰹)とはどんな魚か知っていますか?今回は、ハガツオの<味・旬・値段>など特徴やカツオとの違いを紹介します。ハガツオの捌き方や注意しなくてはならない寄生虫のこと、ハガツオの食べ方や絶品料理レシピ10選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
(*カツオの種類の見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハガツオの捌き方と寄生虫について
ハガツオが一匹手に入ったら、捌いてみましょう。捌き方は一度覚えてしまえば、それほど難しくなく、他の魚も捌けるようになります。また、注意すべき寄生虫に関して説明します。
ハガツオの捌き方
ハガツオの捌き方は下記の通りです。
1. ハガツオの口の下部分から腹の真ん中に包丁を入れる
2. 中からエラと内臓を取り出し流水できれいに洗う
3. 胸ビレの下から包丁を入れて頭を落とす
4. 背中や腹から包丁を入れてはガツオの半身を中骨から切り離す
5. もう半分の半身も同様に身と中骨の間に包丁を入れて中骨から切り離す
6. 2枚の半身の腹骨を切り落とす
7. 半身を背骨があった部分に沿って半分に切る
8. 血合いと小骨のある部分を切り落とす
9. 刺身にするなら皮と身の間に包丁を入れて皮を引く
10.一口大のお刺身にカットするため包丁を引きながら切る
ハガツオを3枚におろしてから刺身にしましたが、この方法で他の魚も捌くことができます。タタキにする場合は、うろこを取ってから捌きましょう。また、皮は引かずそのまま炙ってから厚めににカットしてください。
ハガツオは寄生虫「アニサキス」が寄生しているので要注意
アニサキスはいろいろな魚に寄生することの多い虫で、生きたまま誤って食べてしまうと、激しい腹痛や吐き気を引き起こす可能性があります。ハガツオもアニサキスが寄生しやすい魚で、特に生食する場合は注意しなくてはなりません。アニサキスの被害を防止するにはいくつかのポイントがあります。
アニサキスは内臓に寄生していることが多いので、捌く際には内臓を取り出して流水でよく洗いましょう。新鮮な魚の場合、アニサキスは内臓にいますが、魚が死んでから時間が経つと身の中に入り込みます。刺身による食中毒を予防するには、新鮮な魚を食べること、目視で一切れ一切れ確認することが大切です。
(*アニサキスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ハガツオの食べ方・料理レシピのおすすめ10選!
ハガツオを捌けるようになったら、次はハガツオを美味しく食べる方法についてです。別名キツネガツオと呼ばれたハガツオの美味しさが引き立つレシピを10選にして紹介します。
①ハガツオの刺身
ハガツオのお刺身の作り方は、ハガツオの捌き方を説明した箇所にほとんど書いていますが、ねぎやしょうがなどの薬味を合わせて食べるとより美味しくなります。また、きれいに盛り付けるには大根や大葉、レモンの輪切りなどを使うと良いでしょう。