里芋の皮に白いふわふわ…カビ?食べても大丈夫?判断基準と下処理の仕方を紹介!
【新井農園監修】里芋に白いふわふわが生えたことはありませんか?カビなのでしょうか?今回は、里芋に白いふわふわ・カビが生えても食べて大丈夫なのかや、食べる場合の下処理の仕方を紹介します。里芋にカビが生えにくい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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里芋の皮に白いふわふわがついてる…カビ?
里芋を購入した後にしばらく経つと、里芋の皮に白くふわふわとしたものがつく場合があるようです。これは見た目はカビに似ていますが、実際は何なのでしょうか。また、このような状態になった里芋は食べても大丈夫なのか、白いふわふわについて解説します。
里芋の皮の白いふわふわの正体は?
出典: @silsol1996
里芋の皮に発生した白いふわふわとしたものの正体は何なのでしょうか。里芋の皮の白いふわふわの正体のほか、里芋の皮にカビがつきやすい環境や条件を調べてみました。
里芋の皮に生える白カビ
里芋の皮に発生した白いふわふわは白カビで、臭いをかぐとカビ特有の臭いを感じる場合があります。里芋の白カビの見た目は綿状で白色をしており、触ると簡単に潰れるほど柔らかいのが特徴です。里芋の白カビが目視で確認できなくても、里芋がカビ臭い異臭を発していたらカビが発生している可能性が高いです。
里芋にカビが生えやすい環境・条件
里芋は次のような条件が揃うとカビが生えやすくなるようです。
・湿気が多い
・気温が高い
・風通しが悪い
里芋は、湿気が多く気温の高い場所に置いておくとカビが発生しやすくなります。そのため、湿度の高い梅雨や暑い夏の季節には里芋にカビが生えやすくなるので、注意してください。また、里芋に水気がついたままの状態で保存した場合も、カビが生えることがあります。
里芋の皮にカビが生えても食べられる?むけば大丈夫?
カビが生えた里芋は、皮を剥けば食べても問題ないのでしょうか。皮にカビが生えた里芋を安全に食べられるかどうかについて解説します。
カビが皮の表面だけに生えている場合は食べても大丈夫
カビが発生している範囲が里芋の皮の表面程度であれば、食べても害はありません。里芋の皮は分厚いため、皮にカビが生えていても中身はきれいな状態の場合がほとんどです。里芋の皮にカビが生えていたら、カビの発生度合を確認してから食べられるかどうかを判断してください。
カビが中に侵食し腐っている場合はNG
里芋が傷むと、以下のような状態になります。
・実にも白いカビが生えている
・強いカビ臭や発酵臭がする
・溶けたように柔らかい
・水気が出ている
・断面が全体的に赤く変色する
里芋が傷んでいるかどうかは、見た目や臭い、切り口などで判断することができます。カビが里芋の皮だけでなく中にまで浸食しているものや、切り口が全体的に赤く変色していたら、里芋の腐敗が進んでいる証拠です。
また、里芋に触れると柔らかく水気が出ているものや、臭いを嗅いでみてカビ臭や腐敗臭を感じる場合も傷んでいると言えます。このような状態になった里芋を口にすると食中毒を起こす恐れがあるため、食べずに廃棄しましょう。
(*里芋の赤い部分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)