ズッキー二の皮はむく?食べられる?苦味が強い・硬い・滑りがある場合などで紹介!
【管理栄養士監修】ズッキーニの皮の処理はいつもどうしていますか?固そうに見えるので、むくべきなのか悩みますね。今回はズッキーニの皮はむくべきか?食べられるのか?などよくある疑問にお答えします。また、皮にぬめりがある原因についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ズッキーニの皮はむく?
ズッキーニの皮はかたいですが、調理の際はどう下処理していますか?皮を剥く・剥かないのではどちらがいいのでしょうか?まず、これらの疑問から紹介します。
むく必要はない
ズッキーニの皮はむく必要はありません。見た目ほどかたいわけではありませんし、若いズッキーニなどは生でも柔らかいです。外食で出される料理のズッキーニも皮が付いていることがほとんどですし、いろどりも良いですね。皮にも栄養分があるので皮付きでの調理がお勧めですが、皮をむくかどうかは好みで決れば良いでしょう。
皮が硬い場合はむいて調理する方法もある
皮がかたいほど大きくなったズッキーニを小売店では見かけませんが、産直市場では通常の倍もありそうなものを見かけることがあります。大きなズッキーニを購入してかたいと感じられるなら、ピーラーなどで皮をむくと良いでしょう。皮をむくと、火の通りが早くなるので、ご注意下さい。
(*ズッキーニの皮剥き以外の下ごしらえについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ズッキーニの皮は食べられる?
皮をむかなくて良いことは分かりましたが、味はどうなのでしょう。苦みがあったり、加熱前に硬ければ生で食べるのは難しいですよね。皮が食べられるのかについて紹介します。
通常は生でも食べられる
ズッキーニは通常は生食できる野菜です。ズッキーニ自体は味にくせが無いので、前述のように大きくなりすぎていなければ、皮をむかずに生で食べることができます。産地では浅漬けなどで食べられることもあります。
また、皮の近くに栄養素(食物繊維やβカロテン、ビタミンB群、ビタミンCなど)や酵素が含まれているので、皮をむかずにサラダなどでドレッシングをかけて生食するのは理にかなっているといえます。
(*ズッキーニの生食について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
あまりにも苦い場合は食中毒の可能性も
ズッキーニは基本的に味のはっきりした野菜ではないので、あまりにも苦みを感じた場合は、食べるのをやめた方が良いでしょう。ズッキーニには、ウリ科植物全般に含まれている成分「ククルビタシン」があり、苦みの元になっています。微量なら食べても問題ありませんが、大量に摂取すると舌が痺れたり、下痢や吐き気など食中毒の症状を起こすことがあります。
ズッキーニに含まれるこの苦み成分は、見た目では分からず、調理前に切り口を味見した方が安全ですね。はっきり気づくほど苦みがあるので、ひと口舐めただけでわかるそうです。それほどの苦みですから、調理後に気付いた場合も、食べるのをやめた方が良いでしょう。
(*ズッキーニの苦みについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)